![氷川神社 (中野区沼袋) 氷川神社 (中野区沼袋)](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
氷川神社(ひかわじんじゃ)は、東京都中野区沼袋にある神社。地名を冠して沼袋氷川神社(ぬまぶくろひかわじんじゃ)とも称される。
当神社は後村上天皇の時代の正平年間(1346年 - 1370年)に武蔵国の一の宮である氷川神社(現在の埼玉県さいたま市)から分霊され、祀られたことに由来する。後の文明9年(1477年)に太田道灌が豊島氏との間で合戦(江古田・沼袋原の戦い)の際に、当神社に陣営を置いたと言われ、その際戦勝を祈願して境内に杉の木を植えたと言われている。これが「道灌杉」と呼ばれ、高さ30メートルほどの大木となり、長く親しまれてきたが1942年に枯死した。(現在では切り株が残っている)社殿は幾度か築造されてきたが、1988年に昭和天皇在位60年を記念して作られた社殿が、1年数か月後の1990年に過激派によるゲリラにより焼失してしまう。現在の社殿は翌1991年に造営されたものである。
祭神は須佐之男命。須佐之男命は威光が強いことでも有名で、主に厄除けや学問の御利益があり、古くから親しまれ続けている神様である。
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