ブゾン (Bezons)は、フランス、イル=ド=フランス地域圏、ヴァル=ドワーズ県のコミューン。
県の最南端、セーヌ川右岸に位置する。ポルト・ド・パリの北西約10kmにある。
ルイ14世時代のブゾンは、バザン家が所有していた。
ブゾンの都市化は、セーヌ川への産業化によって始まった。アルジャントゥイユとの境にあるラティエ地区に、1863年にゴム工場ができ、1877年には電話会社ができた。のちの造船所には200人から300人が働いていた。1871年から1891年の間に、ブゾンの人口は6倍になった。学校や庁舎ができ、ガスが引かれ郵便局や電信があったブゾンは都市へ変わった。
1919年のブゾン議会はその3/4が労働者出身者からなる社会主義者が占め、戦争記念碑の建設を拒否した。トゥール会議においてブゾンはコミンテルンに参加した。こうしてブゾンは共産主義コミューンとなった。1920年のフランス共産党誕生以来、共産党員の市長が選出されている。1930年、サッコ・エ・ヴァンセッティ広場において初めてのリュマニテ祭(フランス共産党機関紙『リュマニテ』が毎年9月第二週に開催する催し)が開かれた。
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