若江鏡神社(わかえかがみじんじゃ)は、大阪府東大阪市若江南町にある神社。式内社で、旧社格は郷社。
創建年は不詳。『日本文徳天皇実録』斉衡元年(854年)夏四月の条に「授河内国大雷火明神従五位下」と神階をすすめた記述があり、これが若江鏡神社のことと考えられている。当社は延長5年(927年)にまとめられた『延喜式神名帳』にも記載されている。
鎮座地の北側に若江城があった関係で、畠山政長から三好義継までの歴代城主から崇敬を受けている。
慶長20年(1615年)の大坂夏の陣の際、5月6日の若江の戦いで兵火にかかり、社殿や神宝が焼失した。
江戸時代の文政11年(1828年)に本殿が再建されている。
1872年(明治5年)に郷社に列せられ、1908年(明治41年)1月には神饌幣帛料供進社の指定を受けている。
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