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松永文庫


松永文庫


松永文庫(まつながぶんこ)は、福岡県北九州市門司区の旧大連航路上屋内にある映画・芸能資料館。正式名称は北九州市立映画・芸能資料館「松永文庫」。大正期から現在まで、約100年におよぶ映画資料等5万点超を所蔵する資料館である。松永武による私設図書館として開館し、2009年(平成21年)からは北九州市が運営を担っている。

歴史

自宅での公開(1997年~2009年)

松永武(まつながたけし、1935年 - 2018年10月14日)は福岡県門司市出身であり、19歳の時に映画監督になるべく京都市に向かった。その後は北九州市門司区長谷に居住し、海運関係の仕事を行いながら、趣味として映画・芸能関係の資料を収集していた。定年退職後の1997年(平成9年)10月、自宅を改装して私設図書館の松永文庫を開館させ、映画・芸能関連の資料を公開した。

門司市民会館時代(2009年~2013年)

高齢の松永は個人での資料整理や保存が難しくなり、2009年(平成21年)11月には全ての資料を北九州市に寄贈した。北九州市は門司区老松町の門司市民会館に資料館「松永文庫」を設け、北九州市による文化施設として一般公開した。市立化に際して北九州市立文学館館長の佐木隆三は、「門司港レトロ地区にはコアになるものがなかった気がするが、これで魂が入ったと思う」と評している。

旧大連航路上屋時代(2013年~)

2013年(平成25年)7月、門司港レトロに旧大連航路上屋が開館し、「松永文庫」は門司市民会館から旧大連航路上屋に移転した。この際には資料整理と研究を行う学芸員が配置された。

2016年(平成28年)5月、松永武は第25回日本映画批評家大賞特別賞を受賞した。2017年(平成29年)、松永武は文化庁地域文化功労者表彰を受けた。

松永武は肺癌を患い、2018年(平成30年)10月14日に門司区内の病院で死去した。

展示

定期的に企画展を開催しているほか、マンスリーシアターという上映会を開催している。

受賞

  • 2016年 - 第25回日本映画批評家大賞特別賞
    • 松永武の没後の2019年(令和元年)、日本映画批評家大賞は松永の名を冠した「特別賞(松永武賞)」を創設した。「愛や志で日本映画の活性化に尽力」した個人、団体に贈られる。
  • 2017年 - 文化庁地域文化功労者表彰

脚注

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
Collection James Bond 007

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 松永文庫 by Wikipedia (Historical)


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