川崎市立南河原中学校(かわさきしりつみなみがわらちゅうがっこう)は、神奈川県川崎市幸区中幸町4丁目に位置する公立中学校である。略称は「南中」(なんちゅう)、「南河原」。1956年(昭和31年)開校。
1956年(昭和31年度)川崎市立御幸中学校から分離する形で開校した。校章は川崎の「川」、南河原(MINAMIGAWARA)の「M」、中学校の「中」をモチーフとしたものであり、校歌には「輝く未来」(作詞:神保光太郎、作曲:高田三郎)が制定されている。
登下校時はブレザーの制服(基準服)、授業中は基本的に体操服・ジャージのいずれかで行動していたが、2018年度(平成30年度)より原則として、授業中も制服を着用するよう定められた。教員によりデザインされた「373G」(南河原の頭文字、373GAWARA)のオリジナルロゴをあしらった「南中Tシャツ」が毎年販売され、主に部活動中や修学旅行などの課外活動において着用される。
通常時の登校時刻は8時から8時25分であり、8時25分を過ぎると予鈴遅刻、8時30分を過ぎると遅刻となる。部活動等の実施時に再登校を行なう場合もあり、その場合は体育着・ジャージまたは南中Tシャツで登校することも可能である。
1961年(昭和36年)から、京都市東山区の社会福祉法人 平安養育院への募金活動が行われている。毎年5月頃に校門前で生徒が募金活動を行い、三年生の京都修学旅行時に生徒会・福祉委員会が中心となって寄付を行う。1996年(平成8年)に京都市長から表彰され、2016年(平成28年)、再び平安養育院から感謝状を受け取った。
マンション建設等、地区の再開発の影響も受け、生徒数は年々減少している。2017年(平成29年)現在の生徒数は323名、2016年度(平成28年度)までの卒業者数は1万2343名。
自己を省みて、日々に新たなれ
特別活動として、生徒会活動及びその下に各種委員会活動、部長会が置かれる。
一学年学級委員会、二学年学級委員会、三学年学級委員会、保健委員会、広報委員会、放送委員会、生活委員会、福祉委員会、図書委員会、体育祭実行委員会、文化祭実行委員会、選挙管理委員会、給食委員会
朝、放課後には課外活動の一環として部活動が実施されている。4月の部活動見学・仮入部期間を経て、正式に入部となる。三年生は市総体が行われる9月(運動部)、文化祭のある10月頃(文化部)を以って引退となる。部活動への所属はほぼ必須であり、行事等で部活動毎に活動することも少なくない。転部・退部をする際は部活動の顧問と相談して行う。
運動部・文化部合わせて13の部活動が存在している。平日は原則としてどの部活動も活動があり、中間テスト3日前、期末テスト5日前、川崎市学習診断テスト1日前からは部活動停止期間が設けられる。朝は7時30分~8時10分の練習が許可されている。最終下校時刻は18時(4月~9月)、17時30分(10月、3月)、17時15分(2月)、17時(11月~1月)である。
野球部、バレーボール部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、サッカー部、バドミントン部、陸上競技部、柔道相撲部、卓球部、ソフトボール部(2018年度新設)、駅伝部(平成29年度までは9月~10月の駅伝大会の期間中、ほぼ全ての運動部の生徒が参加していた。現在は任意。)
吹奏楽部、美術部、放送部、家庭科部、演劇部(2015年度をもって廃部)
中幸町1 - 4丁目、幸町1 - 4丁目、南幸町1 - 3丁目、大宮町、堀川町、柳町、都町1番地 - 39番地、河原町団地(13・14・15号棟)及び、神明町の一部
川崎市立南河原小学校、川崎市立幸町小学校
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