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見田・大沢古墳群


見田・大沢古墳群


見田・大沢古墳群(みた・おおさわこふんぐん)は、奈良県宇陀市菟田野(うたの)見田・大澤にある古墳群。国の史跡に指定されている。

概要

奈良県東部、宇陀盆地南部の舌状台地の尾根上に営造された古墳群である。前方後方墳1基(1号墳)・方墳4基(2-5号墳)の計5基から構成される。これまでに1980年(昭和55年)に発掘調査が実施されている。

古墳群の営造時期は古墳時代前期頃と推定される。当該時期には奈良盆地南東部で巨大前方後円墳が築造され、各地でも前方後円墳を主体とする連合体制の形成が進む。そうした時期に前方後方墳・方墳を主体とする古墳群として営造された点で特色を示し、当時の政治情勢を考察するうえで重要視される古墳群になる。また、宇陀地域における辰砂(水銀朱)の産出との関係を指摘する説もある。

5基の古墳域は1983年(昭和58年)に国の史跡に指定されている。なお、一帯では中世の居館跡なども検出されている。

遺跡歴

  • 1980年(昭和55年)8月、発掘調査(奈良県立橿原考古学研究所、1982年に報告書刊行)。
  • 1983年(昭和58年)8月17日、国の史跡に指定。

一覧

文化財

国の史跡

  • 見田・大沢古墳群 - 1983年(昭和58年)8月17日指定。

脚注

参考文献

(記事執筆に使用した文献)

  • 史跡説明板(宇陀市教育委員会、2019年設置)
  • 「見田大沢古墳」『日本歴史地名大系 30 奈良県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4582490301。 
  • 楠元哲夫「見田・大沢古墳群」『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年。ISBN 4490102607。 
  • 「見田-大沢古墳群」『国指定史跡ガイド』講談社。  - リンクは朝日新聞社「コトバンク」。

関連文献

(記事執筆に使用していない関連文献)

  • 奈良県立橿原考古学研究所編 編『菟田野町 見田・大沢古墳群 -付古市場胎谷古墳-(奈良県史跡名勝天然記念物調査報告 第44冊)』奈良県教育委員会、1982年。 

関連項目

  • 大和水銀鉱山

外部リンク

  • 見田・大沢古墳群 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
  • 国指定文化財 > 見田・大沢古墳群 - 宇陀市ホームページ


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 見田・大沢古墳群 by Wikipedia (Historical)


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