敬覚寺(きょうがくじ)は、東京都練馬区にある浄土真宗本願寺派の寺院。同宗派の真龍寺・宝林寺とともに「三軒寺」を称している。
1641年(寛永18年)、了玄によって開山された。了玄は、俗名「吉川内蔵之助玄武」という武士で、出家して西本願寺門主良如の弟子になった。元々は江戸青山(現・東京都港区青山)に位置していたが、1657年(明暦3年)の明暦の大火で焼失し、同宗派の築地本願寺の寺中に入り、「敬覚寺」に改称した。その後昭和初期までは、築地本願寺とともに歴史を歩んだ
1923年(大正12年)の関東大震災で焼失し、1928年(昭和3年)に築地本願寺から分かれて、「三軒寺」の他の2寺院とともに現在地に移転した。
その後、「宗祖親鸞聖人七百回大遠忌」に合わせる形で、本堂を鉄筋コンクリート造に改築し、1969年(昭和44年)に落慶法要を行った。
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