東所沢駅(ひがしところざわえき)は、埼玉県所沢市東所沢5丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である。駅番号はJM 30。
所沢市にある唯一のJRの駅である。
計画では駅名を「新小平」や「新秋津」のように「新所沢」とする予定であった。しかし、西武新宿線に新所沢駅がすでに設置されていたため、建設段階での仮称であった「東所沢」がそのまま正式な駅名となった。なお、かつて存在した武蔵野鉄道(現・西武池袋線)にも同名の駅があったが、所沢駅の至近で当駅とは全く異なる場所にあった。
地下1階の掘割部分に島式ホーム2面4線を有する。内側のホーム・線路(2・3番線)は東所沢電車区への入出庫や当駅発着の列車が使用する。入出庫線には複線分の用地があるが、線路は南側にのみ敷設されているため、当駅の新座方には片渡り線がある。1階に改札口、コンコースおよび出入口がある。
立川統括センター管内の直営駅(駅長配置)である。多機能券売機・指定席券売機・自動改札機・乗車駅証明書発行機が設置されている。駅本屋の施工は東急建設が担当した。
早朝は駅員無配置となる。この時間帯は自動券売機や精算機が停止しており、Suica等のICカードを除き、乗車駅証明書発行機による下車駅精算制となる。駅係員が不在のため客からの問い合わせに応じられなかったが、2014年3月2日より駅遠隔操作システム(現・お客さまサポートコールシステム)が導入され、インターホンによる案内が可能となる。
新座駅寄りに東所沢電車区があるため、当駅発着の列車が朝夕を中心に多数設定されている。東京競馬・中山競馬開催時に増発される臨時列車でも、当駅発着列車が設定される。
(出典:JR東日本:駅構内図)
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は14,281人である。武蔵野線内26駅中船橋法典駅に次いで18位。市の中心部にある所沢駅からは遠く離れており、当駅で路線バスに乗車するか、南隣の新秋津駅での乗り換えを要する。
近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して1日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。
駅周辺は閑静な住宅地である。
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