宝城院(ほうじょういん)は、千葉県浦安市にある真言宗豊山派の寺院。
1196年(建久7年)、願行によって開山された。その後、1587年(天正15年)に覚厳によって中興された。
隣の清瀧神社の旧別当寺であった。往時は境内とは別個に寺有地として2町8反9畝9歩(約289アール)の田圃があったが、農地改革で没収されてしまった。
かつては立派な建物の門があった。当院では元々閻魔大王像を安置していたが、津波で深川の法乗院に流れ着いてしまった。そしてそのまま法乗院で安置することになり、その代償として法乗院から贈られたものである。しかし1923年(大正12年)の関東大震災で倒壊してしまった。
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