慈眼寺(じげんじ)は、埼玉県三郷市にある曹洞宗の寺院。
1542年(天文11年)、高城胤吉の開基である。胤吉は下総国葛飾郡(現・千葉県松戸市)の小金城の城主である。その後、高城氏は小田原合戦で敗北し没落したが、当寺は地元住民によって守られてきた。江戸幕府第3代将軍徳川家光は鷹狩の際の休憩所としてきた。
戦後の農地改革で農地は没収されたため、寺運衰微し檀家は3軒に激減、一時は他寺住職の兼務となってしまった。その後、当寺第22世住職の奮闘の甲斐あって、ようやく復興した。
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