![大正駅 (大阪府) 大正駅 (大阪府)](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
大正駅(たいしょうえき)は、大阪府大阪市大正区三軒家東一丁目および同区三軒家西一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の駅である。駅番号は、JR西日本がJR-O16、Osaka MetroがN11。
大正区唯一の駅。JR西日本大阪環状線と、当駅を起点とするOsaka Metro長堀鶴見緑地線との乗換駅となっている。
現在の大阪環状線のうち境川信号場 - 今宮駅間は、関西本線貨物支線(大阪臨港線)として1928年に開通していた区間だが、旅客線化は33年後の大阪環状線成立時である。それまでの大正区付近の足は大阪市の公営渡船・大阪市電・大阪市バスだけであった。
相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。改札口は1階にあり、コンコースの中央に設けられている駅務室を挟んで2か所にある。
2011年3月12日に行われたダイヤ改正により、全ての快速列車の停車駅となった。それ以前は、関空/紀州路快速・大和路快速は当駅を通過していたが、京セラドームでのイベント開催時に臨時停車することがあった。
新今宮駅が管理する直営駅であり、アーバンネットワークエリアに入っている。また、JRグループの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。また、ICOCAの利用が可能である(相互利用対象ICカードはICOCAの項を参照)。
長らくのりば番号が存在しなかったが、2006年10月中にのりば番号が付与された。
1997年の大阪ドーム(現:京セラドーム大阪)完成にあわせてJR西日本の駅の中では、1997年3月から自動改札機「Jスルー」が導入されていた。かつてホームの壁には『大阪ドーム最寄り駅』と表記された看板が存在していたが、現在は撤去されている。
「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2015年3月22日から沖縄民謡の「てぃんさぐぬ花」が発車メロディとして使用されている。当駅周辺には沖縄県からの移住者が多く住んでおり、沖縄文化色の濃いまちのイメージに因んでいる。
島式ホーム1面2線を持つ地下駅。改札口は心斎橋寄りの1か所のみである。
当駅はドーム前千代崎管区駅に所属しており、同管区駅長が、当駅、西大橋駅、ドーム前千代崎駅を管轄する。
長堀鶴見緑地線は将来鶴町方面へ延伸の予定が大阪市交通局より示されている。
駅のデザインテーマは、川に囲まれた大正区を表す「川面の交歓(かわものこうかん)」。
この駅での列車折り返しは、駅直前まで単線シールドトンネルになっているため引き上げ線方式となっている。到着した上り列車は2番線に入線して乗客を降ろした後、その先にある3本の引き上げ線にて折り返しを行い、門真南方面行きとして1番線に入線する。但し、同じ方式のコスモスクエア駅とは異なり、2番線ホームの駅名標にも次駅名が書かれている。
各年度の1日乗降・乗車人員数は下表の通り。
大正区には2つの高等学校があり、通学利用が多い駅である。
普段の駅は通勤通学時以外は閑散としていて利用者が少ないが、京セラドーム大阪でのイベント時は大変混雑する。
大正区には沖縄県出身者のコミュニティがあり、駅周辺には沖縄料理店が点在する。
駅の北東で、木津川と道頓堀川が合流し、木津川と尻無川(岩崎運河)に分かれる。
以下はバスを利用。
最寄停留所は大正橋となる。大阪シティバスが運行しており、主に大正通を経由して大正区各方面へ運行されている。バス乗り場は多数あり、詳しくはこちらを参照。
2014年11月1日からは大阪シティバス(旧大阪市営バスの民営化前)の自主路線としてIKEA鶴浜行のシャトルバスも運行されている。
1998年10月の調査結果では、大正橋停留所の1日の乗車人員(平日)は12,630人である。これは、大阪市営バス(当時)の停留所中、2位である。
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