二上神社口駅(にじょうじんじゃぐちえき)は、奈良県葛城市加守にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。駅番号はF20。通常では急行 区間急行は通過するが、石光寺の牡丹開花時に隣の当麻寺駅と共に急行 区間急行が臨時停車(ただし14時台に1本のみ)する。1990年代前半までは、4月29日から5月5日にかけての土日祝祭日に、午前9時30分頃から午後 16時30分頃までの上下快速急行(ぼたん号、上下各3 - 4本)及び急行(毎時上下各2本)が停車。上下それぞれ16本前後の臨時停車があった。
歴史
- 1929年(昭和4年)3月29日:大阪鉄道の古市 - 久米寺(現在の橿原神宮前)間延伸時に開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道南大阪線の駅となる。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始。
- 2013年(平成25年)12月21日:終日無人駅化。
駅構造
相対式2面2線ホームを持つ地平駅。ホーム有効長は4両分。駅舎(改札口)は2番線ホームにあり、反対側の1番線ホームへは構内踏切で連絡している。トイレは改札内にあり、男女別の水洗式。
無人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
のりば
当駅乗降人員
近年における1日乗降人員の調査結果は以下の通り。
- 2022年11月8日:720人
- 2021年11月9日:645人
- 2018年11月13日:799人
- 2015年11月10日:833人
- 2012年11月13日:784人
- 2010年11月9日:882人
- 2008年11月18日:969人
- 2005年11月8日:1,081人
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
駅周辺
- 葛木倭文坐天羽雷命神社(加守神社)
- 加守廃寺(六角堂遺構)
- 石光寺
- 磯壁簡易郵便局
- 国道165号大和高田バイパス
- 二上山ふるさと公園・道の駅ふたかみパーク當麻
- 二上山城 (大和国)
- 葛木二上神社(二上神社)
バス路線
駅裏側にあるロータリーに「二上神社口駅前」という停留所があり、そこから下記の路線が発着する。
- 葛城市公共バス
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- F 南大阪線
- ■急行・■区間急行
- 通過(ただし石光寺の牡丹開花シーズンに、当麻寺駅と共に急行の臨時停車あり)
- ■準急・■普通
- 二上山駅 (F19) - 二上神社口駅 (F20) - 当麻寺駅 (F21)
脚注
関連項目
外部リンク
. Source: