白浜の宮駅(しらはまのみやえき)は、兵庫県姫路市白浜町塩辛町にある、山陽電気鉄道本線の駅。駅番号はSY 38。
歴史
- 1923年(大正12年)8月19日:神戸姫路電気鉄道開業と同時に設置。
- 1927年(昭和2年)4月1日:神戸姫路電気鉄道が宇治川電気により合併され、同社の駅となる。
- 1933年(昭和8年)6月6日:宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となる。
- 1949年(昭和24年)4月15日:急行停車駅となる。
- 1972年(昭和47年)7月1日:橋上駅舎化。
- 1984年(昭和59年)3月25日:急行の設定が消滅。
- 2009年(平成21年)3月20日:朝夕の直通特急・特急の停車駅となる。
- 2011年(平成23年)3月30日:バリアフリー工事でエレベーター3基と車いす用トイレが設置された。
駅構造
相対式ホーム2面2線の橋上駅。下記の通り、ラッシュ時や灘のけんか祭りがある時は特急が停車する為ホーム有効長は6両分ある。南北双方に出入口がある。改札口は1ヶ所のみで、窓口は無人化されている。改札口のそばには三井住友銀行のATM(白浜の宮駅出張所)が設置されている。
姫路市によるバリアフリー工事がおこなわれ、エレベーター3基(上下各ホーム各1基と北出口1基)と車いす用トイレが設置された。2016年3月に白浜の宮駅前開発工事が開始され、南出口へのエレベーターの設置と、駅南にあった三井住友銀行姫路南支店跡地に駅前広場を整備する工事が、2018年3月に完成した。これに伴い、構内売店のフレンズショップは閉店した。
のりば
※のりば番号は設定されていない。
利用状況
2019年度の1日の乗降客数は5,123人である。近年はラッシュ時間帯の直通特急停車もあり、増加傾向にある。
以下に各年の乗車人員を示す。
昭和・平成
令和以降
駅周辺
灘のけんか祭りで全国的に知られる松原八幡神社は当駅南200 メートルにあり、祭りのときには当駅周辺は大勢の観光客でにぎわう。駅の南側は主に工場地帯、駅の北側は近年新たに宅地化が進んでいる。2015年(平成27年)3月に改定した「姫路市都市計画マスタープラン」において、当駅周辺は「主核」たる姫路駅に対する、灘~大塩地区における「地域核」として位置づけられている。
- 姫路市役所白浜支所・姫路市立図書館白浜分館(併設)
- 白浜海浜公園(2018年までは潮干狩場・海水浴場が開設されていたが、運営していた組合の解散により終了)
- 仁寿山
- 姫路白浜郵便局
- 三井住友銀行姫路南出張所 - 2016年3月11日まで姫路南支店だったが、3月14日に飾磨支店に統合され、ATMのみが設置されている。
- 姫路市立灘中学校
- 姫路市立白浜小学校
- 関西電力 姫路第二発電所
- 大阪ガス 姫路製造所
- 扇雀飴本舗姫路工場
- パナソニック液晶ディスプレイ本社・工場 - 当初は2010年1月より稼動予定とされ、操業開始に先立つ2009年3月より特急・直通特急が当駅へ新規停車する旨の発表がなされた。その後の景気減退の影響もあり、2010年4月より本格稼動することとなった。
バス路線
隣の駅
- 山陽電気鉄道
- 本線
- ■特急・■直通特急(下記以外)
- 通過
- ■直通特急(ラッシュ時)※灘のけんか祭り開催時には、ラッシュ時以外にも臨時停車
- 大塩駅 (SY 35) - 白浜の宮駅 (SY 38) - 飾磨駅 (SY 40)
- ■S特急・■普通
- 八家駅 (SY 37) - 白浜の宮駅 (SY 38) - 妻鹿駅 (SY 39)
脚注
出典
利用状況
- 統計データ
- 神戸市統計書
- 明石市統計書
- 播磨町統計書
- 加古川市統計書
- 高砂市統計書
- 姫路市統計要覧
関連項目
外部リンク
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