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舞浜ビジネスサービス


舞浜ビジネスサービス


舞浜ビジネスサービス(まいはまビジネスサービス)は、千葉県浦安市舞浜にあるオリエンタルランドグループの企業の一つであり、障害者雇用を担当する特例子会社となっていた。2009年に舞浜コーポレーションに吸収合併された。

概要

  • マッサージ、事務代行などの障害者雇用関連事業に加え、発光ダイオード(LED)による葉物野菜の水耕栽培フード事業、千葉県袖ケ浦市にある同社フラワーセンターにて、TDR向け・業務用大口・個人向けの花卉栽培と販売等を行っていた。
  • 2007年当時、152人の障害者が雇用されていた。

沿革

  • 平成11年(1999年)2月4日 - オリエンタルランド(OLC)の100%出資子会社として設立
  • 平成18年(2006年)5月1日 - OLCが、東京ディズニーランド(TDL)・東京ディズニーシー(TDS)両パーク内のレストランで使う葉物野菜を、LEDによる水耕栽培で自前供給することを決定し、舞浜ビジネスサービスが栽培工場を建設・運営することを発表
  • 平成19年(2007年)
    • 4月 - 水耕栽培施設の建設凍結
    • 12月11日 - 障害者週間に合わせ、明仁天皇・美智子皇后が事業を視察
  • 平成21年(2009年)
    • 3月 - 水耕栽培施設の建設を断念し、建設途中施設を全て廃棄処分
    • 12月1日 - 舞浜コーポレーションに吸収合併された

発光ダイオードによる葉物野菜の水耕栽培

  • 2006年5月1日、OLCは、TDL・TDS両パーク内のレストランで使う葉物野菜を、LEDによる水耕栽培で自前供給することを決定した。舞浜ビジネスサービスが千葉県袖ケ浦市に植物工場を作り、両パークに2007年春から出荷することとし、LEDを使った葉物野菜の植物工場としては、国内最大級になる見通しであった。
  • LED栽培は、工場内に並べた棚の上で葉物野菜を水耕栽培し、日光の代わりにLEDの光を当てる。日光に比べ光合成が促進されるため、例えばレタスなら通常2ヶ月かかるところを約1ヶ月で収穫できるはずだったという。
  • 工場は、総工費約10億円で2006年2月にすでに着工済であった。同年12月に稼働し、2007年4月に初出荷が行われた。生産量は年間350トンで、設備がフル稼働となる3年後の2010年頃には、両パーク内で消費する葉物野菜の大半をまかない、周辺のホテルへも供給する予定であった。
  • 栽培するのはレタスのほか、ホウレンソウ、ハーブ、水菜など。葉物野菜の価格は天候に左右されやすく、年間280トンを使う東京ディズニーリゾートの悩みの種であった。舞浜ビジネスサービスは「LED栽培という新技術で安定した供給が見込まれる」と話しており、これが工場建設の決め手となっていた。
  • なお、葉物野菜工場を建設・技術指導する予定であったコスモプラントは事業を停止しており、2007年6月に破産手続開始決定となり事実上の事業停止となった、他の施工業者での事業継続の検討に入ったが、代替の施工業者が決まらなかったため、事業を断念し工場資産の廃棄処分を決定、特別損失をOLCが2009年3月期決算で計上、水耕栽培事業は失敗に終わった。

脚注

関連項目

  • マッサージ
  • 障害者
  • 障害者の雇用の促進等に関する法律
  • 採用の自由

外部リンク

  • 障害者の雇用と職域拡大を通して社会に貢献する(株)舞浜ビジネスサービス - ウェイバックマシン

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 舞浜ビジネスサービス by Wikipedia (Historical)


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