鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき)は、大阪府東大阪市西鴻池町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)の駅である。駅番号はJR-H37。
歴史
- 1912年(明治45年)4月21日:鉄道院桜ノ宮線の住道駅と徳庵駅との間に開業。一般駅。
- 1913年(大正2年)11月15日:線路名称改定。桜ノ宮線が片町線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1963年(昭和38年)2月1日:貨物の取り扱いを廃止し、旅客駅となる。
- 1970年(昭和45年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「学研都市線」の愛称を使用開始。
- 1997年(平成9年)3月8日:Jスルーを導入。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2011年(平成23年)3月8日:JR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システム導入。接近メロディ導入。
- 2018年(平成30年)
- 3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 7月1日:JR西日本交通サービスによる業務委託駅となる。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。8両編成対応。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は地上に1ヶ所のみが設置される。ホームは屋根で覆われているのは7両編成のうち、3 - 6号車部分しかない。
株式会社JR西日本交通サービスによる業務委託駅(四条畷駅の被管理駅)かつICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
利用状況
2022年(令和4年)度の一日平均乗車人員は11,905人である。学研都市線の快速通過駅では最も多く、四条畷駅以遠の全ての快速停車駅を上回る。
各年度の1日の平均乗車人員は以下の通りである。
駅周辺
駅北側の寝屋川を渡ると大東市である。大阪市鶴見区とも隣接する。国鉄末期と比べると停車本数が減らされ、近隣の門真南駅への地下鉄の延伸も行われたが、周囲は商業地として今も栄えている。駅東側の高架下からイオン鴻池店にかけて商店街、商業施設等が続く。
- 名勝・公共施設など
- 鴻池新田会所
- 鴻池スカイランド
- 鴻池水路(ビオトープ)
- 東大阪北インターチェンジ - 近畿自動車道
- 学校
- 太成学院大学(鴻池スポーツキャンパス)
- 太成学院大学中学校・高等学校
- 大阪府立城東工科高等学校
- 大阪府立茨田高等学校
- 鴻池学園高等専修学校
- 鴻池生活科学専門学校
- 大東市立諸福中学校
- 東大阪市立成和小学校
- 商業施設
- 鴻池グラナリーコート
- イオン鴻池店(旧鴻池サティ)
バス路線
駅北口側の「鴻池新田駅」停留所に、近鉄バス春宮線(稲田営業所管轄)が発着する。
その他
- 2029年度開業を目標とした、大阪モノレール本線門真市駅 - 瓜生堂駅(仮称)間の延伸が計画されており、当駅付近に接続駅となる「鴻池新田駅(仮称)」が設置される計画となっている。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 学研都市線(片町線)
- ■快速・■区間快速
- 通過
- ■普通
- 住道駅 (JR-H36) - 鴻池新田駅 (JR-H37) - 徳庵駅 (JR-H38)
脚注
本文中の出典
利用状況の出典
大阪府統計年鑑
関連項目
外部リンク
- 鴻池新田駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
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