千倉駅(ちくらえき)は、千葉県南房総市千倉町瀬戸にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。千葉県及び関東地方の最南端に位置する駅である。
歴史
- 1921年(大正10年)6月1日:鉄道省の駅として開設。
- 1974年(昭和49年)
- 4月21日:みどりの窓口営業開始。
- 10月1日:貨物取扱廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 1月:当駅の合築駅新築工事開始。
- 8月9日:当駅の合築駅及び観光案内所一般供用開始。
- 12月27日:市道駅前線道路改良工事及び排水整備工事開始。
- 2008年(平成20年)5月30日:市道駅前線道路改良工事及び排水整備工事終了。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。東京近郊区間に組込まれる。
- 2015年(平成27年)10月20日:業務委託駅化。
- 2016年(平成28年)3月1日:みどりの窓口の営業終了。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅である。3番線の山側に留置線が1本ある。互いのホームは跨線橋で連絡している。
木更津統括センター(館山駅)が管理し、JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅である。自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。
以前は木造平屋建て駅舎であったが、2007年(平成19年)8月9日に観光案内所を併設した新駅舎の供用が開始された。駅前広場の整備は完了している。
2010年(平成22年)2月10日より、外房線PRC型自動放送(路線上は内房線であるが外房線CTC管轄)が導入された。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 主本線を発着する場合は通過が可能。
- 3番線を使用する列車は朝5時台の当駅始発・千葉行きのみで、この列車は前日に到着し、留置されていた。2023年のダイヤ改正までに3番線は使用停止となっている。
- 以前は留置線と2番線にも列車が滞泊していた(2015年4月現在では滞泊車両なし)。
(出典:今尾恵介『JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳vol.4 水戸・千葉支社管内編』学研プラス、2010年3月19日。ISBN 978-4056057652。 )
利用状況
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は253人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
駅周辺
旧千倉町の中心駅である。南房総市内で最多の人口を有する地区で、市役所は無いが行政施設が多い。
駅南側に国道410号・千葉県道241号千倉停車場線、駅西側に千葉県道187号館山千倉線が走る。千倉温泉があり、国道410号沿いには宿泊施設が点在する。
- 千倉漁港(徒歩約28分)
- 南房総市役所千倉支所(旧・千倉町役場)
- 南房総市朝夷行政センター
- 南房総市千倉衛生センター
- 南房総市立千倉中学校
- 南房総市立千倉小学校
- ゆうひが丘保育園
- 千倉図書館
- 千倉自動車教習所
- 千倉牧田郵便局
- 南房総市千倉B&G海洋センター
- KDDI千倉海底線中継所
- 下立松原神社(社山には下立松原神社元社地の石碑がある)
- 高家神社 - 料理の神
- 千倉総合運動公園
- おんだら山ハイキングコース
- 瀬戸浜海岸
バス路線
- 千倉駅前
- 千倉駅
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■内房線
- 九重駅 - 千倉駅 - 千歳駅
脚注
記事本文
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- 千葉県統計年鑑
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧
外部リンク
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