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針鉄鉱


針鉄鉱


針鉄鉱(しんてっこう、英: goethiteゲータイトゲーサイト)は鉱物(水酸化鉱物)の一種。鱗鉄鉱とともに、いわゆる「褐鉄鉱」の主成分をなす。化学組成はFeO(OH)で、黄鉄鉱(FeS2)、菱鉄鉱(FeCO3)、磁鉄鉱(FeFe3+2O4)などが酸化することによって生じる二次鉱物。また、水中の沈殿物としても生じる。斜方晶系。強磁性体。

石英属の鉱物の内部にインクルージョンとして混入する物質でもある。黒色・赤・褐色・黄色をしており、水晶の中に針状・毛髪状・繊維状の内包物となって出現することが多い。赤色の鱗鉄鉱(レピドクロサイト)と赤色の針鉄鉱(ゲーサイト)が白水晶の中に混入したものは、ストロベリークォーツと呼ばれ、コレクターやレアストーン愛好家に珍重されている。

英名はドイツの文豪ゲーテ(Goethe)に由来する。

関連項目

  • 鉱物 - 水酸化鉱物
  • 鉱物の一覧
  • 鉱石 - 鉄鉱石
  • 褐鉄鉱
  • 高師小僧
  • 鉄、水酸化鉄
  • ストロベリークォーツ

参考文献

  • 豊遙秋・青木正博『検索入門 鉱物・岩石』保育社、1996年、ISBN 4-586-31040-5。
  • 松原聰『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
  • 国立天文台編『理科年表 平成19年』丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。

外部リンク

  • Goethite(mindat.org)
  • Goethite Mineral Data(webmineral.com)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 針鉄鉱 by Wikipedia (Historical)