竹部 さゆり(たけべ さゆり、旧姓は木村(きむら)、1978年6月4日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。神奈川県逗子市出身(生まれは横浜市)。伊藤果八段門下。女流棋士番号は19(2011年3月31日までは37)。
イベントなどでの聞き手としての人気も高く、 マイペースで独自の世界観を築いていると評されている。
経歴
- 小学校3年の時に将棋道場に通い始めた。
- 1993年、中学生名人戦でベスト8に入り、10月に6級で奨励会に入会した。同じ頃に、女流の碓井涼子、矢内理絵子も奨励会に在籍しており、「奨励会3人娘」と呼ばれていた。元奨励会員の天野貴元によれば、竹部は奨励会員としては珍しく奇襲戦法を多く採用していた。
- 1995年に奨励会を4級で退会し、4月に女流育成会に入会した後、10月に女流2級としてプロデビュー。タイトル挑戦するなど1年半で女流二段にまで昇段した。
- 1996年の第4期倉敷藤花戦で清水市代に挑戦したが、0-2で敗退。
- 2001年に結婚し、女流棋士としての活動名を「木村さゆり」から「竹部さゆり」に変更。
- 2002年の第7回鹿島杯で決勝三番勝負に進出したが、石橋幸緒に1-2で敗退。
- 2007年3月12日から2008年3月31日まで休場した。
- 2022年7月18日の第16期マイナビ女子オープン予選で野原未蘭を相手に将棋界史上初とされる入玉宣言法による敗戦を喫した。野原が宣言し、審査の結果、宣言通り野原の勝ちとなった。
- 2023年3月11日にコンピュータ将棋協会の理事に就任した。
昇段履歴
- 1993年10月00日 - 奨励会6級入会
- 1995年04月00日 - 女流育成会入会
- 1995年10月01日 - 女流2級
- 1996年04月01日 - 女流1級
- 1996年10月19日 - 女流初段
- 1997年04月01日 - 女流二段
- 2003年05月20日 - 女流三段
- 2019年01月16日 - 女流四段(勝数規定 - 女流三段昇段後120勝)
出演
テレビ
- 小籔千豊の将棋道場小破り(2019年3月15日 - 、ファミリー劇場)
注
関連項目
外部サイト
- 日本将棋連盟 プロフィール
- たけべさゆり (@SayuriTakebe) - X(旧Twitter)
- たけべさゆり (@takebesayuri) - Instagram
- さゆり焼肉チャンネル - YouTubeチャンネル
- 旧SNS
- team遊び駒 - ウェイバックマシン(2020年8月19日アーカイブ分) 真田彩子との共有アカウント。
- たけべさゆり(@takebesayuri) - Twitter 本人公式アカウント
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