九重駅(ここのええき)は、千葉県館山市二子(ふたご)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
歴史
駅名は旧村名の九重村に由来する。
年表
- 1921年(大正10年)6月1日:鉄道省の駅として開設。
- 1962年(昭和37年)10月1日:小口扱い貨物取扱廃止。
- 1972年(昭和47年)7月1日:無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2007年(平成19年)2月:駅舎改築。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。東京近郊区間に組込まれる。
- 2021年(令和3年)3月 : 棒線(1面1線)化される。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。かつては相対式ホーム2面2線で、互いのホームは構内踏切で連絡していたが、2021年ダイヤ改正より駅舎と反対側の線路・ホームが使用停止となった。古い木造駅舎は解体され、新たに待合所が新設された。末期の木造駅舎は、窓がトタンや板で覆われた状態であった。また、内部には出札口の跡が残っていた。
木更津統括センター(館山駅)管理の無人駅で、簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機が設置されている。トイレは男女別の水洗式である。
2010年(平成22年)2月10日より外房線PRC型自動放送(路線上は内房線であるが外房線CTC管轄)が導入された。
のりば
利用状況
2006年(平成18年)度の1日平均乗車人員は103人である。
千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
駅周辺
駅前には小さいながらロータリーがある。駅南側には小山がいくつかある。
- 国道128号(外房黒潮ライン)
- 安房地域広域農道(安房グリーンライン)
- 滝川 - 平久里川水系の二級河川。
- 安房地域医療センター
- 農業総合研究センター暖地園芸研究所
- 千葉県農業共済組合連合会南部家畜診療所
- 安房医療福祉専門学校
- 館山市立九重小学校
- 九重駅前郵便局
- ヤマト運輸 館山センター
- 八雲神社
- 白幡神社
- 愛宕神社
- 稲村城跡 - 「里見氏城跡」として国の史跡に指定された。
- 妙長寺 - 日蓮宗の寺院。正長元年(1428年)日行が開基となり創建、丸谷妙長寺、久留里妙長寺と共に三妙寺と称される。山号は八正山。
バス路線
- 九重駅前
- 九重駅前通り
- 九重駅入口
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■内房線
- 館山駅 - 九重駅 - 千倉駅
脚注
記事本文
出典
利用状況
- 千葉県統計年鑑
関連項目
外部リンク
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