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中城村


中城村


中城村(なかぐすくそん)は、沖縄県中頭郡の村。村の人口密度は、同郡北中城村に次いで全国で2番目に高い。また同郡読谷村、茨城県那珂郡東海村に次ぎ、全国で3番目に人口の多い村である。2015年の国勢調査では、人口増加数は全村中1位、増加率も10.0パーセントと十島村に次ぎ2番目に高い。

村の南部に琉球大学の千原(せんばる)キャンパスがあり(本部は西原町だが、法文学部と理学部は同村内に入る)、周辺は学生アパートが建ちならび、活気がある。

地理

沖縄本島中部の東海岸に位置し、中城湾に面している。国道329号の東側は海抜10m以下の沖積低地。

河川

  • 普天間川

地域

  • 安里(あさと)
  • 新垣(あらかき) 村内で最も高い標高にある地域で、現在の沖縄県道35号線の基となる道路が昭和4年に開通するまで陸の孤島であった。
  • 伊舎堂(いしゃどう)
  • 伊集(いじゅ)
  • 奥間(おくま)
  • 北上原(きたうえばる)
  • 北浜(きたはま)
  • 久場(くば) 戦後、本土や外地からの引揚者が沖縄本島に帰還する際に上陸地点となった地域。難民収容所が設けられ、帰還者は米軍にDDTをかけられた。その後、久場崎学校地区(久場崎スクール)として米軍子弟の学校施設等の用地として使用されていたが、1981年に返還された。同地区にあった久場崎ハイスクール(英語: Kubasaki High_Schoolはキャンプ・フォスター内に移転し、学校名を引き継いで存続している。
  • 添石(そえいし)
  • 津覇(つは) 450年以上前に富里と山手側の上津覇が合併
  • 当間(とうま) 村の行政の中心地
  • 泊(とまり)
  • 登又(のぼりまた) 明治初期に伊舎堂・屋宜・添石から分立。かつては稲作の地だった。
  • 浜(はま)
  • 南上原(みなみうえばる)
  • 南浜(みなみはま)
  • 屋宜(やぎ)
  • 和宇慶(わうけ) 戦前、一部が日本軍飛行場として接収され、戦後も暫く米軍飛行場として使用されていた。

隣接する自治体

  • 宜野湾市(1962年6月まで宜野湾村)
  • 中頭郡西原町(1979年9月まで西原村)
  • 中頭郡北中城村(戦前までは村の一部)
    • 戦前は越来村、美里村(ともに現在の沖縄市)、北谷村(現在の北谷町)にも隣接していた。

人口


歴史

  • 1611年 中城間切番所が中城城内に置かれる。(以後、中城村に至るまで(沖縄戦前まで)当地域の行政の中心として使用される)
  • 1908年(明治41年)4月1日 中城村誕生。
  • 終戦後、米軍施設により南北に分断され、行政運営に支障をきたす。
  • 1946年(昭和21年)5月20日 やむなく北中城村が分離。
  • 2000年(平成12年)12月 中城城跡が琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産に登録される。
  • 2004年(平成16年)1月7日 中城村・北中城村合併協議会設立。
  • 2005年(平成17年)2月28日 中城村・北中城村合併協議会解散(前年12月の北中城村長選で合併に慎重だった現村長が当選、合併は白紙に)。

行政

村長:浜田京介(はまだけいすけ)

教育

中学校

  • 中城村立中城中学校

小学校

  • 中城村立中城小学校
  • 中城村立津覇小学校
  • 中城村立中城南小学校

その他の教育機関

  • ワールドハーベスト神学校

交通

路線バス

下表の運行会社の「琉球」は琉球バス交通の路線、「沖縄」は沖縄バスの路線、「那覇」は那覇バスの路線、「東陽」は東陽バスの路線、複数表記は共同運行路線。 ※BT=バスターミナル

125番は那覇空港・那覇バスターミナル・首里・真栄原・普天間・イオンモール沖縄ライカムを発着・経由する路線で、中城村内を通る便は平日1日1本のみ。村内では県道29号を経由する。30番は中城村内で国道329号を経由する。94番と97番は那覇市と、294番は浦添市と、それぞれ琉球大学を結ぶ路線で、94番は首里駅と琉球大学を主要バス停のみに停車して運行し、97番は那覇市中心部発着、294番はてだこ浦西駅発着。中城村コミュニティバス「護佐丸バス」は4路線あり、東陽バスへの委託運行。

沖縄自動車道経由の路線は中城パーキングエリア内にある中城バス停に停車する。

かつては中城公園を経由する路線や、県道35号を回った後に当間で折り返す新垣線という路線があったが2005年に廃止された。

道路

  • 沖縄自動車道
    • 中城パーキングエリア(高速バス停留所あり)
  • 国道329号
  • 沖縄県道29号那覇北中城線(主要地方道)
  • 沖縄県道32号線
  • 沖縄県道35号線(2006年の梅雨の大雨による土砂崩れ災害で一部区間が通行止、2008年12月に復旧。)
  • 沖縄県道146号線

名所・旧跡

  • 中城城跡 - 世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)
  • 成田山福泉寺(沖縄成田山)

公共施設

  • 吉の浦公園
    • 吉の浦公園ごさまる陸上競技場
    • 吉の浦公園吉の浦野球場
    • 吉の浦公園大人広場 (多目的広場)
    • 吉の浦公園テニスコート
    • 吉の浦公園中城村民体育館
    • 吉の浦公園吉の浦会館
    • 吉の浦公園ごさまる歴史資料館・図書館

中城村出身の有名人

  • 大城立裕(小説家)
  • 仲村直人 - プロバスケットボール選手、元日本代表(大阪エヴェッサ所属)
  • 普天間かおり(歌手)
  • 琉鵬正吉(大相撲力士、幕内)
  • 浜田剛史(プロボクサー)
  • 多和田真三郎(プロ野球選手)
  • ゴリラコーポレーション勇介(津波) - お笑いコンビ、FECオフィス所属、護佐丸大使
  • ゴリラコーポレーション幸平(南上原) - お笑いコンビ、FECオフィス所属、護佐丸大使

脚注

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
  • ウィキトラベルには、中城村に関する旅行ガイドがあります。
  • 中城村に関連する地理データ - オープンストリートマップ
  • 地図 - Google マップ

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 中城村 by Wikipedia (Historical)