![宮崎空港駅 宮崎空港駅](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4e/Miyazaki_Airport_Station2010.jpg/400px-Miyazaki_Airport_Station2010.jpg)
宮崎空港駅(みやざきくうこうえき)は、宮崎県宮崎市大字赤江にある、九州旅客鉄道(JR九州)宮崎空港線の駅。同線の終着駅である。
2003年(平成15年)8月10日に沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の那覇空港駅が開業するまでは日本最南の空港駅であった。
島式ホーム1面2線を有する高架駅で、ホームは少しカーブしている。駅舎から外に出るとすぐ前が宮崎空港旅客ターミナルビルの入口とバスターミナルであり、列車から航空会社カウンターまでの距離が短い。エスカレーター、エレベーターが完備されている。
JR九州本体が業務を行う直営駅だが、駅長の配置はない。みどりの窓口が設置されている。
ICカード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。タッチパネル式のICカード対応自動券売機が設置されており、SUGOCAポイントのチャージやICカードでの特急券の購入などが行える。また、改札内にもICカードチャージ機が設置されている。
2015年8月6日より向谷実作曲の接近メロディ・発車メロディが使用されている。なお、この曲は「ニコニコ超会議2015」内のブースにおいて、小倉駅在来線ホーム・大分駅・宮崎駅の発車メロディの先行公開を行った際、会場に中継で参加した宮崎県知事の河野俊嗣から「宮崎空港駅にも発車メロディーを作ってほしい」という要望を受け、会場にシンセサイザーを持ち込んでいた向谷が即興で制作したもので、曲名は「ブーケンビリアン」である。
事務管コードは▲942201を使用している。
2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は458人である。
当駅から宮崎市街地へは宮崎交通の路線バスの方が便数が多い。一方、大分市・延岡市・日向市方面へは、当駅開業を境に直通バスがなくなり、競合する公共交通機関は存在しない(この方面へのアクセスの歴史は宮崎空港線#歴史も参照のこと)。
空港ビル周辺にも民家や空港以外の施設(事業所など)があることなどから、周辺住民・施設利用者も当駅を利用することが多い。
開業後の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
当駅は宮崎空港の敷地内に位置し、駅北側にエプロン・誘導路・滑走路が広がっていて駅ホームから航空機や、「航空大学校」と書かれた格納庫を見ることができる。南側には空港駐車場が広がっている。
当駅の出入口は旅客ターミナルビル1階の最も西にある出入口前、バス乗り場、タクシー乗り場でもある旅客ターミナルビル前歩道内に設置されており、ビル自体には直結していないが、駅出入口のすぐ隣にビルの出入口ドアがある。
旅客ターミナルビル1階には弁当類・特産・名産の食品(青島せんべい、鯖寿司など)を売る店などがあり、駅寄りの場所には金融機関のATMもある。
空港立地のため周囲は平坦な地で、海(赤江灘 - 日向灘)までは東へ約1キロメートル強の距離である。海までの間には病院、養護学校、ゴルフ場が存在している。なお、航空大学校は滑走路を挟んで北側にあり、一般アクセスでの最寄駅は南宮崎駅(同駅からタクシー)になる。
宮崎空港#バスを参照。
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