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鼎部


鼎部


鼎部ていぶは、漢字を部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では206番目に置かれる(13画の2番目、亥集の20番目)。

概要

「鼎」字は中国古代における器物の一種である鼎を意味する。三足両耳を備え、食物を煮炊きする食器として、また功績を銘に刻んだりする礼器として用いられた。

伝説によると夏王朝の禹は九州を象徴する九鼎を鋳造したとされ、歴代王朝に王権の象徴として受け継がれた。これにより「鼎」で政権・王権の比喩として使われた。引伸して勢力が盛大で、時めいているさまを表し、今まさにという副詞としても使われる。

また「鼎」字は三足あることから三つどもえの戦いの比喩として「三国鼎立」などと使われた。また、六十四卦の一つとしても用いられる。

その字形は鼎を側面からみた三足両耳の形に象っている。

偏旁の意符としては鼎に関することを示す。

鼎部はこのような意符を構成要素にもつ漢字を収めるが、多くはなく、日常の範囲内では「鼎」自身のみといってよく、JIS漢字では他に「鼐」「鼑」「鼏」「鼒」がある程度である(Unicodeで日常外の漢字を見れば更にもう少しあるが)。

部首の通称

  • 日本:てい・かなえ
  • 韓国:솥정부(sot jeong bu、釜の鼎部)
  • 英米:Radical tripod

部首字

  • 中古音
    • 広韻 - 都挺切、迥韻、上声
    • 詩韻 - 迥韻、上声
    • 三十六字母 - 端母
  • 現代音
    • 普通話 - ピンインdǐng 注音ㄉㄧㄥˇ ウェード式:ting3
    • 広東語 - Jyutping:ding2 イェール式:ding2
  • 日本語 - :テイ(漢音) :かなえ
  • 朝鮮語 - (jeong) (sot、釜)

例字

Collection James Bond 007


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 鼎部 by Wikipedia (Historical)


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