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イアン・ケネディ


イアン・ケネディ


イアン・パトリック・ケネディIan Patrick Kennedy, 1984年12月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ハンティントンビーチ出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。

経歴

プロ入り前

2003年のMLBドラフト14巡目(全体425位)でセントルイス・カージナルスから指名されるが、契約せずに南カリフォルニア大学へ進学した。

プロ入りとヤンキース時代

2006年のMLBドラフト1巡目(全体21位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。

2007年の開幕はA級タンパ・ヤンキースで迎え、6勝1敗、防御率1.29を記録した。その後、AA級トレントン・サンダーに昇格し、5勝1敗、防御率2.59を記録した。7月24日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・ヤンキースに昇格し、1勝1敗、防御率2.08を記録した。9月1日のタンパベイ・デビルレイズ戦で不調のマイク・ムッシーナに代わって先発しメジャーデビューし、7回3失点(自責点1)でメジャー初勝利を挙げた。その後2試合に先発したが、背中の肉離れを起こしマイナーに戻った。

2008年は先発ローテーションの一角として期待されていたが、不振でマイナー落ちした。

2009年は故障で4月から長期欠場し、メジャーでの登板は1試合のみに終わった。

ダイヤモンドバックス時代

2009年12月9日、ヤンキース、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、デトロイト・タイガースによる7選手が絡んだ三角トレードで、ダイヤモンドバックスへ移籍した。背番号は31。

2010年は、先発としてフルシーズンを過ごし、9勝10敗、防御率3.80とブレイクの兆しを見せた。

2011年はエースとしての地位を確固たるものにした。21勝でロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショウと並んでナショナルリーグの最多勝に輝き、ダイヤモンドバックスのプレーオフ進出に大きく貢献した。

2013年6月11日のドジャース戦でザック・グレインキーに対して故意死球を与え乱闘に発展、MLBより10試合の出場停止処分を受けた 。

パドレス時代

2013年7月31日にジョー・サッチャー、マット・スタイツとのトレードで、サンディエゴ・パドレスへ移籍した。

2014年1月17日にパドレスと610万ドルの1年契約に合意した。

2015年1月16日にパドレスと年俸調停を回避し1年契約985万ドルで契約を結んだ。オフの11月2日にFAとなった。

ロイヤルズ時代

2016年1月29日にカンザスシティ・ロイヤルズと5年7000万ドルで契約した。シーズンでは4月9日のミネソタ・ツインズ戦で先発し、6回を無失点に抑えて移籍後初勝利を挙げた。シーズンでは2年ぶりとなる二桁勝利となる11勝を挙げたが、7月が0勝3敗、防御率4.96の一方、8月が3勝0敗、防御率1.96を記録するなど投球に波があり、投球回が200イニングに到達せず防御率も3.68であった。

2017年は30試合に先発したが、5勝13敗、防御率5.38と不振を極めた。

2019年からはリリーフに転向し、この年はクローザーとして30セーブを挙げた。

2020年オフの10月28日にFAとなった。

レンジャーズ時代

2021年2月22日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。3月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。

フィリーズ時代

2021年7月30日にスペンサー・ハワード、ハンス・クラウス、ケビン・ガウディ、ジョシュ・ゲスナーとのトレードで、カイル・ギブソンと共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した。オフの11月3日にFAとなった。

ダイヤモンドバックス復帰

2022年3月16日に古巣のダイヤモンドバックスと475万ドルの単年契約を結んだ。オプションとして最大235万ドルの出来高が含まれる。このシーズンは57試合に登板し、4勝7敗で防御率5.36という成績であった。オフにFAとなった。

レンジャーズ復帰

2023年1月27日にレンジャーズとマイナー契約を結んだ。3月29日に開幕ロースターに選出された。シーズン終了後の11月2日に現役引退を表明した。

投球スタイル

スリークォーターから平均91~92mphの速球(フォーシーム・ツーシーム)と、カーブ、カッター、バルカンチェンジ(チェンジアップ)を使用する。決め球はチェンジアップである。リリーフ時には自己最速97mph(156km/h)を記録した。

人物

2007年10月6日に結婚式が予定されていたが、ポストシーズンと日程がぶつかるため結婚式が流れる可能性があった。しかし、ケガのためポストシーズンはロースター入りしなかったため、結婚式は予定通り挙げられた。妻アリソンは同じ大学のバスケットボール選手であった。

詳細情報

年度別投手成績

  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル

  • 最多勝利:1回(2011年)

背番号

  • 36(2007年)
  • 31(2008年、2010年 - 2013年途中、2016年 - 2022年)
  • 38(2009年)
  • 22(2013年途中 - 2015年)
  • 21(2023年)

脚注

Collection James Bond 007

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 K

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Ian Kennedy stats MiLB.com (英語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: イアン・ケネディ by Wikipedia (Historical)