ゲームレコードGP(げーむれこーどぐらんぷり)は、2007年9月から2011年2月19日までMONDO TVで放送されたバラエティ番組。初回放送は土曜24:00 - 24:30で、隔週で新作が放送された。
概要
- ファミリーコンピュータ対応のゲームソフトを使用して、番組が定めた独自のルールでプレイをし、記録を競う。
- 女性MC(番組では「姫」と呼ばれている。以下「姫」と表記)が使用するソフト名とルールを発表。先ずMC(玉袋筋太郎、まれに姫が単独で、もしくは玉袋とペアを組む事もある)が試技を行い、その記録と事前に番組スタッフが出した記録(標準記録)をあわせて発表。その後、出場者が記録を競う。
- 初回放送で一般視聴者の出演希望者を募り、3回目放送からは一般参加の出演者中心の番組にする予定であったが出演希望者が少なかったため3回目以降も芸人中心の番組となった。
- 出演希望の芸人が増えたため第3回より予選会を行い、上位記録者のみが本選に進出するシステムに変更された(同じ作品の第2回大会のとき、前回優勝者がディフェンディングチャンピオンとして予選なしで本選出場という場合はある)。予選落ちした出場者はギャラリーとして収録に参加するか、そのまま現場を離れていた。
- 競技順は原則として、予選通過記録が下位の者からとなる。ただし、予選記録は競技順を除き本選に持ち越さない。
- 1度でもダメージを受けたり、ミスをすると即失格というルールが多く、チャンスは1度だけなので泣きの1回は認められない。
- 番組開始当初は使用ソフト、ルール等のお題は収録当日に発表されていたが一部出演者が事前にスタッフから情報を仕入れ事前練習をしてくるようになったため、番組途中から事前発表に変更されそれに伴いルールもノーミスクリア等、事前練習必須のお題が頻繁に出題されるようになった。
- 出演者の大半はお笑い芸人やタレントであるが、一般参加者も出演する事が可能であった。ゲームショップ店員などが出演していたこともある。
- 番組のタイトルロゴは、玉袋が筆で書いたものが使われた。
- タイトル画面の音楽はパックマンの音楽が使用されている。第48回から一部音楽が変更された。
- 初回から第59回までは番組冒頭に会場の外で玉袋と姫によるオープニングトークを放送していたが、第60回以降はオープニングトークがなくなった。
- 2011年4月から集中再放送が行われていたが、出演者から逮捕者が出たため一時集中放送や再放送を中止した後、2013年11月から再放送を再開(逮捕者の出演していた第54回以降の再放送は行われなかった)した。
- 2014年11月、第1回から出演していた元芸人が逮捕され、2014年12月以降の再放送は休止となった。
MC
- 玉袋筋太郎
- 長尾麻由 (第1回(2007年9月) - 第24回(2008年8月16日))
- 古川小百合 (第25回(2008年8月30日) - 第89回(2011年2月19日))…予選を勝ち抜き本選に出場することもあった。
主な出場者
出場者は若手お笑い芸人のほか、一般参加者もいる。
- アイデンティティ(田島直弥、見浦彰彦)
- アキラボーイ
- 計27冠王の番組最高記録の絶対王者。
- あどばるーん(新山大、小野ますのぶ)
- いけがみこう太
- いちご姫
- プレイは上手いが、未だ1位になったことはなく「無冠の女帝」と呼ばれている。
- 第26回ではプレイ中にファミリートレーナーが壊れるという悲運に見舞われた。
- 姫(女性MC)やいちご姫や『アルプスの少女ハイジ』のクララなどの扮装をし、胸に“本物”と書いた名札を付けて出演することがあった。
- 磯山は、自身が所有するソフトを持参してプレイに臨んでいた。また「自分はゲーマーの最上位である『ゲーメスト』だ」と発言した。
- えんどぅ(一般参加者)
- カイキマン
- かげべんけい(林一郎、胃の丸、梶原数利)
- 兼島ダンシング
- 亀子のぶお
- カモメ
- ガリベンズ(矢野正樹、新藤充)
- ガルウィング(鈴木俊之、柴田嘉孝)
- ガンバレイ・シウバ
- きくりん
- グラップラーたかし
- グレゴリオ(幸内渉、宮田裕仁)
- コジャ
- Theかれー王
- 出場者の中では最年長。同じ出場者のフジタと共に、番組ではヒール的な存在となっていた。
- サードメン・高橋
- ザクマシンガン(山田祐樹、石川勇樹)
- さくらんぼブービー(鍛治輝光、木村圭太)
- さとうゆきお
- サボテンラッシュ(田中敦志、野口一徳)
- 沢井真帆
- JJポリマー(成田優介、大森よしき)
- しゃーしゃーま(一般参加者)
- ジャングルボーボー(将悟、ぼびぃ小川)
- 新宿カウボーイ(かねきよ勝則、石沢勤)
- スパローズ(森田悟、大和一孝)
- 関口ジョニーズ
- ゾオサン(岩尾誠竜、加藤正洋)
- 高橋小形(高橋、小形)
- たすまにあん(占部雅典、横塚)
- 弾丸ビーンズ(市川太一、北村洋平)
- chu×3チューブ(愛知万博、愛知万太郎)
- デコボコ団(阿見201、上原圭太)
- 阿見が主に出場
- てっぷん(仲尾雅則、佐藤一仁)
- トップリード(和賀勇介、新妻悠太)
- どてちんレンジャー(野崎修三郎、岩原弘幸)
- 岩原は、橋下徹などのモノマネをしながらプレイすることがあった。
- なげやりランチ(伊藤、黒田)
- 成田童夢
- 南京錠(増本宇紀、藤原大輔)
- NOモーション(矢野ともゆき、タイガーこてつ)
- 爆弾低気圧(ささぼー、ベイダー)
- ハイエナ(竹岡和範、坪井貴成)
- 坪井が主に出場
- 岩崎が主に出場
- 橋本みのり
- ハドソン杉田(スギタヒロシ)
- ハマカーン(浜谷健司、神田伸一郎)
- ハリウッドザコシショウ
- ビックスモールン(ゴン、チロ)
- ヒデヨシ(ゆうき、岡本知己)
- 鵯来留夫
- ぴょんぴょん
- 平川らいあん
- 風藤松原(風藤康二、松原義和)
- フジタ
- “ゲームソフトを1万本所有する男”の異名を持ち、言動などからTheかれー王と共にヒール的な存在だった。
- ブラックパイナーSOS(山野拓也、内藤正樹)
- HEY!たくちゃん
- 佐野実や亀田興毅などのモノマネをしながらプレイすることがある。
- ペイパービュウ(三平×2、見た目が邦彦)
- ぺよん潤
- ぽ〜くちょっぷ(篠木正啓、関仁彦)
- 篠木が主に出場
- ホーザン
- 魔族(サド山エス、マゾ田エム)
- ムートン(島田浩史、伊藤俊一)
- 村田(一般参加者)
- ゆみみ
- りったん(一般参加者)
- ヴィンテージ(しゅん、のぶ)
放送内容
※第38回よりハイビジョン制作
スタッフ
- 構成 : タムケン
- ナレーター : リーダー
- 音響効果 : 灘智樹
- CAM : 村上知弘、今尾智介
- VE : 功刀康久
- CA : 西青木純一
- EED・MA : MA NEK STUDIO、ビームテレビセンター
- 衣装協力 : コスプレ衣装どっとこむ
- ディレクター : 筑根勉
- プロデューサー : 櫻井義久(JIC) 平田雄大
- 制作協力 : デアトロイマー
- 製作・著作 : JIC
DVD
- ゲームレコードGP ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)篇 vol.1 敵を倒すな ゼビウス!全滅ハイスピード ギャラガ!シューティング篇(2012年4月25日、メディアファクトリー)
- ゲームレコードGP ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)篇 vol.2 マッピーも、パックマンも目隠しハイスコアバトルだ!アクション篇(2012年4月25日、メディアファクトリー)
- ゲームレコードGP コナミ篇 vol.1 グラディウスで、フルマラソン?ツインビーでタイムトライアル!?シューティング&レース篇(2012年4月25日、メディアファクトリー)
- ゲームレコードGP コナミ篇 vol.2 タイムトライアルをがんばれゴエモン!パンチだけのイー・アル・カンフー!アクション篇(2012年4月25日、メディアファクトリー)
外部リンク
- ゲームレコードGP - ウェイバックマシン(2010年11月6日アーカイブ分) - 公式サイト
. Source: