![だんだん だんだん](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
『だんだん』は、2008年9月29日から2009年3月28日まで放送された第79作の連続テレビ小説。NHK大阪放送局制作。全150回。
脚本は森脇京子、音楽は村松崇継。
主な舞台は島根県および京都市。中でも島根県は、連続テレビ小説の主な舞台になるのは本作が初となった。
テーマは、「愛」、「産んでくれてありがとう」、「育ててくれてありがとう」、「あなたに出会えてありがとう」。そんな「ありがとう」という感謝の意味を持つ出雲弁の「だんだん」がタイトルにつけられた。
生まれてすぐに離れ離れとなり、島根県と京都市でそれぞれ育ったヒロインの双子を三倉茉奈・三倉佳奈が演じる。2人は、1996年度下半期に『ふたりっ子』で、朝ドラのヒロインの子供時代を演じた経験があり、このような以前にも出演歴のある俳優が再度別作品でのヒロインを演じるのは史上初となる。
この10年の間に茉奈・佳奈がほかのNHK作品への出演を経ていたという点を活かした演出がされ、のぞみの回想録という形で、『ふたりっ子』、『ドラマ新銀河・この指とまれ2』、『ドラマ愛の詩・双子探偵』での茉奈の少女時代の映像を第6話(2008年10月4日生放送分)の中で織り込む演出が行われた。
撮影期間は、2008年5月26日から2009年2月20日(総集編用の追加撮影は含まず)。
初回視聴率は16.8%、平均視聴率は16.2%、最高視聴率は18.7%、最終回視聴率は18.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
※作品内容については、朝ドラ情報、公式サイト、『NHKウイークリーステラ』誌上などでの記事のほか、注釈・出典で示した新聞記事などに基づく。
松江に住む田島めぐみ(三倉茉奈)は歌が大好きな高校3年生。 ある時、縁結びの地、出雲大社で自分とうり二つの顔の舞妓、一条のぞみ(三倉佳奈)と出会ったことから、2人の物語は始まっていくことになる。 そっくりな顔の二人だけれども、性格は全然異なる2人。時にはライバルとして、時にはお互いに支え合いながら生きる、めぐみとのぞみ。 やがて2人は歌手デビューを果たすが、人気絶頂期に解散してしまう。 解散後、めぐみは松江、のぞみは京都の地で、それぞれの新しい人生の歩みを踏み出していくこととなる。
エンディング5秒は、全国各地の双子の写真を紹介する「ふたごでバンザイ!」を放送する(双子の写真は、最初のうちは、ボランティア組織「ツインマザースクラブ」からの提供だけであったが、2008年11月1日から2009年2月28日に番組公式ホームページで一般募集し、それらも随時使用した。2009年3月28日放送の最終回は、三倉茉奈・三倉佳奈であった)。なお、2009年1月5日からは、めぐみとのぞみの双子のアニメのキャラクターも一緒に登場する。
また、番組構成上、1、2分程度の余りがあった場合、めぐみとのぞみによる双子デュオが歌う劇中歌、竹内まりやが歌う主題歌を放送する場合がある。
本作の劇中歌。音楽を担当した村松崇継が作曲し劇中のBGMとして流れていた旋律をもとに、主題歌・ナレーションを担当した竹内まりや(ペンネームのMiyabi名義)が後に詞をつけた。茉奈 佳奈の4枚目のシングル「いのちの歌」として本作放送中の2009年2月18日に発売、また竹内まりやの39枚目のシングル「いのちの歌」として2012年1月25日に発売された。
詞については、実際の放送まで明らかにされていなかったが、曲そのものは、インストとして第28回(2008年10月30日)の放送から「Mother」という別のタイトルで流されていた。また、番組のサブタイトルとなっている曲(後述)の中では、挿入歌のこの曲と主題歌の「縁(えにし)の糸」の2曲のみがオリジナル曲である。
2008年12月1日から2009年4月4日に『NHKオンデマンド』で有料配信。
いずれもNHK総合で放送。
いずれもNHK総合で放送。
2011年3月、めぐみとのぞみは、それぞれ知夫里島からフェリー、京都から特急列車で松江に向かっていた。その道中、お互いにこれまでの半生を振り返った。その後、2人は待ち合わせ場所の出雲大社で再会。そこから忠がシジミ漁をしている宍道湖へ行き、清々しい春の青空の下、忠の小型船の上で「赤いスイートピー」を熱唱した。
出雲大社と宍道湖などでの総集編用の追加撮影は、2009年3月12日に行われた。
主演は、テレビドラマ同様三倉茉奈・三倉佳奈の2人で、2009年10月1日から11月10日まで、東京、大阪、名古屋などで公演された。
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