栗沢町(くりさわちょう)は、北海道空知支庁管内南部にあった町。
町名の由来はアイヌ語の「ヤム・オ・ナイ」(栗の多い沢の意)の意訳によるもの。
2006年(平成18年)3月27日に、北村とともに岩見沢市に編入合併された。
地理
空知支庁南部に位置する。東西に細長い地形で、西部は平地で東部は山地。
東部にはかつて万字炭山が存在した。
- 山: 幌向岳 (836m)
- 河川: 夕張川
- 湖沼:
隣接していた自治体
- 石狩支庁: 江別市
- 空知支庁: 南幌町、長沼町、栗山町、夕張市、三笠市、岩見沢市
沿革
- 1890年 和歌山県の山田勢太郎が入植、岡山農場を開設
- 1892年 岩見澤村(現岩見沢市)から分村
- 1897年 栗澤戸長役場設置
- 1906年 二級町村制に伴い、空知郡栗澤村へ改組
- 1909年 一級町村制施行
- 1949年 町制施行に伴い、空知郡栗沢町
- 2006年 北村とともに、岩見沢市に編入
姉妹都市・提携都市
国内
海外
経済
かつては万字炭山があり、炭鉱が主要産業だった。
現在は炭鉱の衰退により、基幹産業は農業(稲作、畑作)へ転換した。
道央栗沢工業団地が置かれる。
教育
交通
鉄道
かつては万字線が通っていたが、現在は廃止されている。
バス
道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 北海道道30号三笠栗山線
- 北海道道38号夕張岩見沢線
- 北海道道274号栗沢南幌線
- 北海道道340号栗丘幌向停車場線
- 北海道道374号栗沢停車場線
- 北海道道728号中幌向栗沢線
- 北海道道817号茂世丑最上線
- 北海道道1129号三笠栗沢線
- 道央自動車道
- 町域の西端に走っているが、インターチェンジは町域にない。町域には唯一高速バスのバス停「高速栗沢」が設置されている。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 栗沢スポーツ公園
- 来夢21
- 万字炭山森林公園
- 万字温泉
- 農業祭
- 中央公園
- 百年記念塔
著名な出身者
- 小平忠(衆議院議員)
- 岸真紀子(参議院議員)
- 長谷川勝敏(大相撲) 元関脇、引退後停年まで年寄秀ノ山を襲名。
脚注
関連項目
- 北海道の廃止市町村一覧
- 万字線
- 北星炭礦美流渡礦専用鉄道
- 山田晃睦(最後の町長)
外部リンク
- 栗沢町 公式ホームページ - 閉鎖。(2006年2月21日時点のアーカイブ)
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