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第25回フェブラリーステークス


第25回フェブラリーステークス


2008年2月24日に東京競馬場で行われた第25回フェブラリーステークスについて詳述する。

レース施行時の状況

当初出走を予定していたダイワスカーレットが調教中の負傷で直前に回避した一方で、川崎記念を疾病で取り消したヴァーミリアンが矛先をこちらに変えて参戦した。急遽の参戦であること、前々年のこのレースで完敗していることを不安視する向きもあったが、前年末の圧倒的なパフォーマンスからここでも単勝1番人気に推された。そのヴァーミリアンが回避した川崎記念を制したフィールドルージュ、根岸ステークスを制したワイルドワンダーがそれに続く人気となった。当日の天候は晴、馬場状態は良。

出走馬と枠順

レース展開

レースは前年の皐月賞馬でダート初挑戦のヴィクトリーが引っ張った。デアリングハートとメイショウバトラーがそれに続き、ヴァーミリアンは5~6番手の好位外目を進んだ。スタートで躓いて出遅れたフィールドルージュは最後方を進むが、ペースが全く上がらず馬群から大きく離され、そのまま競走を中止した。直線入口で先頭に立ったデアリングハートの外から、ヴァーミリアンとワイルドワンダーが並びかけて先頭を奪う。しかしすぐにヴァーミリアンが抜け出し、後続を引き離しにかかった。内からブルーコンコルドが伸びて2番手に上がるが、先頭に届く脚色ではなかった。結局ヴァーミリアンが優勝、ダートGIの5勝目(中央競馬のGIは2勝目)を挙げた。

着順

レース着順

データ

払戻金

テレビ・ラジオ中継

  • ラジオNIKKEI
    • 実況:山本直也
  • フジテレビ
    • 実況:長谷川豊
    • 解説:井崎脩五郎(競馬評論家)
    • ゲート前リポーター:福永一茂
    • 勝利ジョッキーインタビュー:伊藤利尋

備考

  • フィールドルージュは、左肩跛行のため向正面で競走中止。
  • クワイエットデイを管理する松元省一調教師は、このレースを最後に調教師を引退した。
  • ノボトゥルー、デアリングハートは、このレースを最後に中央競馬の競走馬登録を抹消した。

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 第25回フェブラリーステークス by Wikipedia (Historical)