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ベン・ロズウェル


ベン・ロズウェル


ベン・ロズウェルBen Rothwell、1981年10月17日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。ウィスコンシン州ケノーシャ出身。ロズウェルMMA / ルーファスポーツ所属。

来歴

ノルウェー人とアイルランド人家系の両親に生まれる。6歳のときに脊柱髄膜炎を発症、昏睡状態に陥り、一時は目が見えなくなる重症で、病気と治療の影響で肥満になりやすい体質になった。

19歳の時に飲酒運転の交通事故に巻き込まれ、一緒にいた友人が死亡、ロズウェルも頭部に大怪我を負うが、この事故がきっかけでロズウェルは人生に目標を持つようになった。

2001年1月6日、プロ総合格闘技デビュー。

2005年1月23日、初出場となったシュートボクシングでノブ・ハヤシと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2006年3月3日、Gracie FCでダン・ボビッシュと対戦し、膝蹴りでKO勝ちを収めた。

2006年4月からはIFLに参戦。パット・ミレティッチ率いるクアッドシティズ・シルバーバックスに所属した。

2007年4月7日、IFLでロイ・ネルソンと対戦し、2-1の判定勝ち。

2007年9月20日、シーズン最終戦で元UFC世界ヘビー級王者のリコ・ロドリゲスに判定勝ちし、13連勝(IFL9連勝)を挙げた。

2008年7月19日、Affliction: Bannedでアンドレイ・アルロフスキーと対戦し、3Rに右アッパーでKO負けを喫した。

2009年8月1日、Affliction: Trilogyでチェイス・ゴームリーと対戦予定であったが、大会が中止となり試合が消滅した。

UFC

2009年10月24日、UFC初出場となったUFC 104でケイン・ヴェラスケスと対戦し、2RTKO負け。

2010年2月20日のUFC 110でミルコ・クロコップと対戦予定であったが、試合地に到着後、ウイルス性胃腸炎のため急遽欠場となった。

2012年4月21日、UFC 145でブレンダン・シャウブと対戦し、左フックでダウンを奪うと追撃のパウンドで1RKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2013年8月31日、UFC 164でブランドン・ヴェラと対戦し、3RTKO勝ち。試合後に薬物検査の結果で許容値を超えたテストステロン値の上昇が検出された事が発表された。ロズウェルが試合前にテストステロン補充療法の許可を申請していたため、ウィスコンシン州アスレチック・コミッションは出場停止などの処分は科さずに警告を出したのみだったが、UFCが独自にロズウェルに9か月間の出場停止処分を科した。

2014年9月5日、UFC Fight Night: Jacare vs. Mousasiでヘビー級ランキング7位のアリスター・オーフレイムと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2015年6月6日、UFC Fight Night: Boetsch vs. Hendersonでヘビー級ランキング13位のマット・ミトリオンと対戦し、ゴゴチョーク(ノーアームギロチン)で一本勝ち。

2016年1月30日、UFC on FOX 18でヘビー級ランキング8位のジョシュ・バーネットと対戦し、タックルに来たジョシュの首を捕まえ、ゴゴチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。ジョシュからキャリア初の一本負けを奪った。

2016年4月10日、UFC Fight Night: Rothwell vs. dos Santosでヘビー級ランキング5位のジュニオール・ドス・サントスと対戦し、0-3の5R判定負け。

2017年3月7日、同年の2月6日と2月15日に実施された競技外の抜き打ち検査でロズウェルにアンチ・ドーピング規則違反があった事が発表される。ロズウェルは医師によってテストステロンが処方され、投与されたことを証明する医療記録を提出したが、米国アンチドーピング機関(USADA)は治療使用特例(TUE)の適用基準を満たしていないとして却下し、2018年4月6日に調査と裁定を完了した米国アンチドーピング機関(USADA)は、ロズウェルのアンチ・ドーピング規則違反がアナボリック・アンドロゲン・ステロイドの陽性反応検出だった事を公表し、ロズウェルに2年間の出場停止処分を科した。

2019年3月9日、UFC Fight Night: Lewis vs. dos Santosでヘビー級ランキング15位のブラゴイ・イワノフと対戦し、0-3の判定負け。

2019年11月7日、UFC on ESPN: Overeem vs. Rozenstruikでステファン・ストルーフェと対戦。ロズウェルのキックが偶発的に2度ストルーフェの下腹部へ入ったため1点減点されたものの、再開後にスタンドパンチ連打でダウンを奪いパウンドで2RTKO勝ち。

2022年5月21日、UFC Fight Night: Holm vs. Vieiraでアレクサンダー・グスタフソンと対戦予定であったが、3月末にロズウェルがUFCにリリースを要求し、UFCが要求を認めリリースされた。

BKFC

2022年4月25日、BKFCと契約した。

人物・エピソード

  • ウィスコンシン州ケノーシャで妻と共に格闘技だけでなくヨガやセルフディフェンスなどが学べるジム「ロズウェルMMA」を開いている。

戦績

総合格闘技

キックボクシング

ベアナックル・ボクシング

  • 2戦 2勝(2 KO)無敗

獲得タイトル

  • 初代USMMAヘビー級王座(2002年)

表彰

  • UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)

脚注

関連項目

  • 男子総合格闘家一覧
  • UFC選手一覧

外部リンク

  • ロズウェルMMA
  • UFC 選手データ
  • MMAjunkie 選手データ
  • ベン・ロズウェルの戦績 - SHERDOG(英語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ベン・ロズウェル by Wikipedia (Historical)