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騎都尉


騎都尉


騎都尉(きとい)は、中国の前漢以降にあった官職である。

前漢においては、光禄勲(郎中令)に属し、秩禄は比二千石であった。宣帝の時から、羽林を中郎将と騎都尉に監督させるようにした。西域都護を兼任することがあった。

後漢でも光禄勲に属し、秩禄は比二千石であった。

それ以降も存続したが、晋においては奉車都尉、駙馬都尉と並んで三都尉と呼ばれて宗室や外戚に与えられ、朝廷の集まりに参加するだけの官となっていた。

唐では勲官の一つとなり、実態は無くなっていた。

注釈と出典

注釈

出典

  • 『漢書』巻19上百官公卿表上
    • 大庭脩監修、漢書百官公卿表研究会『『漢書』百官公卿表訳注』、朋友書店、2014年。
  • 『続漢書』(『後漢書』合刻)百官志二
  • 『晋書』巻24職官志
  • 『旧唐書』巻42職官志一

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 騎都尉 by Wikipedia (Historical)