![騎都尉 騎都尉](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
騎都尉(きとい)は、中国の前漢以降にあった官職である。
前漢においては、光禄勲(郎中令)に属し、秩禄は比二千石であった。宣帝の時から、羽林を中郎将と騎都尉に監督させるようにした。西域都護を兼任することがあった。
後漢でも光禄勲に属し、秩禄は比二千石であった。
それ以降も存続したが、晋においては奉車都尉、駙馬都尉と並んで三都尉と呼ばれて宗室や外戚に与えられ、朝廷の集まりに参加するだけの官となっていた。
唐では勲官の一つとなり、実態は無くなっていた。
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