![名古屋市交通局 名古屋市交通局](/modules/owlapps_apps/img/errorimg.png)
名古屋市交通局(なごやしこうつうきょく、英称:Transportation Bureau City of Nagoya 市バス方向幕上は Nagoya City Transportation Bureau)は、愛知県名古屋市内及び周辺地域で公営交通事業を行う名古屋市の地方公営企業の事業組織である。略称は名市交(めいしこう)。名古屋市交通事業の設置等に関する条例(昭和41年12月26日名古屋市条例第59号)に基づき、自動車運送事業(市営バス)及び高速度鉄道事業(市営地下鉄)を運営している。交通事業の管理者は交通局長である。
かつては名古屋市電(路面電車)や、名古屋市営トロリーバス(無軌条電車)も運行していた。
マスコットキャラクターは、名古屋市章である「丸八」と名古屋城の金鯱にちなんだ「ハッチー」。
各事業の詳細は以下の項目を参照。
市章を稲妻で囲んだ交通局徽章は名古屋市電気局時代の1922年(大正11年)7月21日に制定されたものである。交通局改組後も継続して使用しており、後述するロゴマーク制定後も制服のワッペンなどに使用されている。
名古屋市営地下鉄を表すマークは1956年(昭和31年)に交通局が杉本健吉にデザインを依頼し創出されたものである。その意匠は市章の「丸八」をトンネルと軌道に見立てたもので、当初はトンネルに5本の区切り線が入っていた。このマークは徽章としては用いられず、1957年(昭和32年)6月の決定では「乗客の利便と業務上必要な時に使用するマーク」とされた。また厳密なデザインの規定はされず、白の縁取りとされたり、5本の区切り線が無かったりと、複数のパターンが併用された。地下鉄シンボルマークのデザインが正式に規定されたのは1979年(昭和54年)4月16日のことで、高速電車の章標と称された。この制定でシンボルマークは杉本健吉考案の意匠を下地としつつも、区切り線は入れないことで統一された。
2022年(令和4年)11月には市営交通100周年を記念して、 新たに名古屋市交通局ロゴマークを制定した(作成・森旬子)。ロゴマークの構成要素であるシンボルマークは「人」の形を組み合わせて交通の「交」を形成する意匠で、下段の「人」が局員によって支えられる交通システムを、上段の「人」が活動する人々によって繋がる街を表している。
公営事業体による高コスト体質から赤字経営が続いていたが、職員・経費などの削減により市バス部門は2006年(平成18年)度以来黒字を続けており、地下鉄も2008年(平成20年)度には27年ぶりに黒字となった。
ただし、地方財政健全化法に基づく「資金不足比率」の計算においては市バス事業が資金不足と判定されたため、2009年(平成21年)度より期間がおおむね8年の経営健全化計画を策定することになった。なお、2013年(平成25年)度決算で資金不足比率が経営健全化基準を達成したことにより、3年前倒しで計画は完了した。
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