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パンフレット (競走馬)


パンフレット (競走馬)


パンフレットは、日本の競走馬。主な勝ち鞍は中山大障害(春)、阪神障害ステークス(春)(ともに1990年)。

経歴

誕生

パンフレットの兄バッショウ(1980年生、父グロリアスオー)は平地競走では19戦して未勝利に終わったが、1983年末に障害競走に転向すると年明けの2戦目で勝ちあがり、その後3月に2勝目を挙げた。そのため、馬主の小田切有一は調教師の田中良平に相談し、母のシルクイエローに障害に合う種牡馬を付けることを計画した。そしてメジロファントム、メジロザニアー(東京障害特別〈秋〉)を出していたロンバードを種付けすることに決まり、翌1985年にパンフレットが生まれた。

競走馬時代

デビュー - 1989年

平地では6戦して未勝利であり、4歳(現表記3歳)の6月に早々と障害入りした。障害競走では主に嘉堂信雄が騎乗した。初戦こそ2着となったが2戦目は3着に敗れ、3戦目は最初の障害で騎手落馬により競走を中止している。初勝利は障害9戦目となった10月の京都競馬場障害未勝利戦で、2勝目はさらに1年後の1989年10月の障害400万以下だった。続く中山競馬場の障害オープンを3着とした後、初めて中山大障害に出走した。ここでは同年の中山大障害(春)2着、東京障害特別(秋)に優勝したメジロマスキットに次ぐ2番人気に支持された。レースでは当初5番手、大竹柵で2頭が競走中止すると3番手となり、最終障害で先頭を行っていたシンボリモントルーが躓いて騎手が落馬するとそのまま先頭に立った。しかし、直線の坂で外から来たメジロマスキットに捕まり、6馬身差の2着に終わった。

1990年

2月の阪神競馬場での障害オープンで5着と敗れたが、次走の阪神障害ステークス(春)では1周目の逆周りの4コーナーから逃げていたフィールドプレーを交わして先頭に立つと、リードを保ったまま2着のダイナスタイリストに3/4馬身差で重賞初勝利を挙げた。続く中山大障害(春)はメジロマスキット、シンボリモントルーが1、2番人気となり、パンフレットは単勝4.1倍の3番人気でスタートした。パンフレットは1周目の水濠障害の飛越で先頭に立ち、大竹柵手前で一瞬オキノトウリュウが先頭を奪うが直後に大竹柵で転倒。大生垣を越えて、今度はワカタイショウが並びかけてきたが、直線入口でこれを突き放し7馬身の差をつけて優勝した。1か月後の京都大障害(春)は大障害コースの3段バンケットを越えて先頭に立ったが、直線手前でメジロアニタ、ナムラモノノフに交わされて3着だった。

秋シーズン初戦の中京障害ステークスは中団から徐々に後退し10頭立ての8着と惨敗するが、続く障害オープンを5着、2着と立て直して中山大障害(秋)に臨んだ。レースは6頭立てとなり、パンフレットは大竹柵を過ぎ2周目の第3コーナーから先頭となるが、大生垣の手前でワカタイショウに抜かれ、その後最終障害を越えてワカタイショウに並びかけようとしたが、最後200mで力尽きワカタイショウから5馬身差の2着に敗れた。

1991年以降

1991年春は中山の障害オープンを連勝し、中山大障害(春)では出走馬6頭のなかで単勝1.4倍の断然人気に支持されたが、大生垣の飛越で最後方の4番手に下がるとそのまま完走馬としては最下位の4着に敗れた。続く京都大障害(春)も直線で一旦は先頭を行くナムラモノノフを追い詰めたものの、最後はメジロワースにも抜かれて3着。秋シーズンは東京障害特別(秋)で直線大外に出して伸びたが、1着のシンボリクリエンス、2着のメジログッテンからハナ+クビ差の3着。中山大障害(秋)も大竹柵手前から先頭に立ち、軽快に飛ばしたが、直線で外からモントルー、内からクリエンスのシンボリ2騎に交わされて3着となり、これで秋シーズンはオープンも含めて4戦すべてで3着となった。

翌1992年は1月の中山の障害オープンでスタート2つ目の生垣障害で躓き落馬。31戦ぶりに競走を中止し、中山大障害(春)でも大竹柵でワカタイショウなど他3頭と共に競走中止した。その後は1年以上オープン、重賞で4着、5着を繰り返し、1993年7月に福島競馬場の障害オープンで最下位の7着に敗れ、3か月後の10月21日に競走馬登録を抹消した。その後は同志社大学の馬術部で競技馬となり、2004年からは三重県のベルホースファームに移動している。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com、JBISサーチに基づく。

血統表

  • 4代母梅城(競走名ハマカゼ)は1948年の桜花賞馬。5代母は月城(競走名クレオパトラトマス)。

脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ
  • パンフレット - 競走馬のふるさと案内所
Collection James Bond 007

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: パンフレット (競走馬) by Wikipedia (Historical)


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