ゴルフ日本シリーズ(ゴルフにっぽんシリーズ)は、1963年から毎年12月上旬に開催される日本ツアーの最終戦である。
第1回は日本オープン・日本プロ・関東オープン・関西オープン・関東プロ・関西プロの公式戦大会優勝者5人で開催された。
それ以後はその年の日本ゴルフツアー(JGTO)公認トーナメント優勝者、賞金ランキング上位者など、年間を通して顕著な活躍をしたプロゴルファーだけが出場できる「最優秀プロ決定戦」という位置づけがなされており、それ故にかつては「アマチュア選手除外」の規定が存在していた。しかし2007年5月、当時アマチュアで高校生であった石川遼が史上最年少でツアー優勝したことを受けて、JGTOでは同年7月30日の理事会でこの規定を削除し、アマ選手の出場が承認された。
優勝者には赤色のチャンピオンブレザーと大ペナント、JTカップが授与されるほか、副賞として日産自動車の車両(2022年・2023年はアリア・リーフ・サクラの3車種から1車種を選択)、さらに向こう3年間の日本ツアーシード権が与えられる。
1998年までは日本プロゴルフ協会(PGA)が主催する公式戦だった。現在は報知新聞社、読売新聞社、日本テレビ放送網が主催している。1988年から1997年までは日立製作所が協賛し、1998年からはJTが特別協賛。その他、日産自動車、ブリヂストンスポーツ、二階堂酒造、アメリカン・エキスプレス、エアトリが協賛している。かつてはシチズン時計や東武百貨店、ダンロップ、NTT DATA、コンパック、日興證券、理想科学工業、コニカミノルタ、松下電工等が協賛していた時期もあった。
大会創設当初は前半2日間を大阪よみうりカントリークラブ・東コース(読売テレビ運営)、1日の移動日を挟んで後半2日間を東京よみうりカントリークラブ(よみうりランド運営)で行っていた。第28回(1991年)から第31回(1994年)は1年ごとに東京と大阪の交互で開催。第32回(1995年)からは東京よみうりCCに会場が固定されて開催されている。
東京よみうりCCの18番ホールにはホールインワン賞が設定されており、達成者には賞金200万円とJT傘下のテーブルマークのさぬきうどん1年分が贈呈される。2014年までは缶コーヒールーツ1年分が与えられたが、JTの飲料事業撤退により2015年から変更になっている。日立が協賛していた時代には家電製品が贈られていた。ホールインワン賞は1998年の3日目にエドアルド・エレラが唯一達成している。
本大会の出場者は30名である。
ただし2020年は5試合しか開催されず、シーズン開幕戦からダンロップフェニックスまでの日本ツアー競技で3位タイまでの選手が追加された。ただしアマチュアは対象外。なおそれでも満たない場合は6の資格で追加されることになっている。2021年の大会には2020年東京オリンピックのゴルフ競技代表選手も出場資格が追加された。
PO プレーオフでの決着。
1966年はカナダカップ(現在:ワールドカップ)の開催と日程的に重なったため開催されず。
2021年現在、賞金総額1億3000万円、優勝賞金4000万円。ただし2020年は新型コロナの影響で経費の増加が見込まれることから賞金総額を1億円(優勝賞金2500万円)に減額した上で無観客で開催された。
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