『ねぎぼうずのあさたろう』は、飯野和好原作の絵本シリーズである。1999年より福音館書店から刊行されている。第49回小学館児童出版文化賞を受賞。2008年よりテレビアニメ化された。
ねぎぼうずのあさたろうは、秩父にあるあさつき村で家族と暮らしていた。
ある日、あさつき村を荒らし回る悪党・やつがしらの権兵衛を撃退したあさたろう。
しかし、このまま村に居続ければ、権兵衛は再びやってくる。あさたろうは村を出ることを決意する。
本作品で登場するキャラクターの全てが野菜や果物、その他植物がモチーフになっているが、アニメ版は一部異なる(こしあん和尚、大福餅のよさく等)。
テレビ朝日で、2008年10月12日から2009年9月27日まで毎週日曜日6時30分-7時00分に放送された。全48話。また、同枠の作品としては初めてテレ朝チャンネルでも放送されている。
ハイビジョン制作。SD放送は16:9レターボックス放送。地上波のみ字幕放送。第13回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて審査委員会推薦作品に選定された。
本作終了後、テレビ朝日・東映アニメーション制作のアニメ枠は『怪談レストラン』を後番組として火曜夜7時30分枠に移動。『怪談レストラン』の後番組として同枠で放送されていた『デジモンクロスウォーズ』が2011年4月に本枠に移動するまでの1年半、本枠でのアニメの放送は中断することになった。
野菜や果物をモチーフにし、それらを擬人化した戯画的なキャラクターが登場、演出などもコミカルなものが多い。その一方、物語の本筋は古き良き時代劇の定石を守りつつ、現代的かつ子供向けのアレンジが加えられている点が特徴である。
コロムビアミュージックエンタテインメントより発売。
本編のDVDは2009年2月21日から2010年1月21日にかけて発売。全12巻で、第1巻は2話、第10巻・第12巻は5話、他の各巻は4話収録。
テレビアニメで使用されている楽曲については、#主題歌を参照。
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