苦木駅(にがきえき)は岡山県和気郡佐伯町(現・和気町)苦木に位置していた同和鉱業片上鉄道線の駅(廃駅)である。
歴史
- 1931年(昭和6年)2月1日:開業。
- 当時の所在地表示は岡山県和気郡塩田村苦木であった。
- 1955年(昭和30年)3月31日:佐伯町成立に伴い、所在地表示が岡山県和気郡佐伯町苦木になる。
- 1971年(昭和46年)10月1日:無人駅化。同時に天瀬 - 備前塩田間の単線自動閉塞式化及び自動進路制御化に伴い、交換設備廃止。
- 1991年(平成3年)7月1日:鉄道路線廃止に伴い廃駅。
- 2003年(平成15年)
- 10月:廃線跡の岡山県道703号備前柵原自転車道線(通称:片鉄ロマン街道)としての整備に伴い、駅舎が改修される。
- 11月24日:片鉄ロマン街道が開通。
駅構造
木造駅舎を有した地上駅。1面1線の無人駅であった。なお、開業当初は2面2線の構造を持つ交換駅で、有人駅であった。ちなみに、反対側のホームは片鉄ロマン街道が開通する前に撤去されるまで残されていた。
廃止後
岡山県道703号備前柵原自転車道線の休憩所として整備されており、当時の駅舎はそのまま残っている。
隣の駅
- 同和鉱業
- 片上鉄道線
- 備前矢田駅 - 苦木駅 - 杖谷駅
- 開業から1931年まで当駅より備前矢田側(2.8 km地点)に井ノ口駅(貨物専用駅)が存在した。
脚注
関連項目
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