塩山駅(えんざんえき)は、山梨県甲州市塩山上於曽にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。駅番号はCO 37。甲州市の代表駅。
南口から単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅である。下りホーム(1番線)には「TRAIN SUITE 四季島」の乗客用ゲートがある。また、2番線の勝沼ぶどう郷駅側に夜間、車両を留置する。また、東山梨駅側に保守車両用乗越側線がある。
(出典:JR東日本:駅構内図)
橋上駅舎を持ちその内部にはコンコースの他独立した待合所、自動改札機、自動券売機(指定席券売機も含む)などが設けられている。直営駅で、管理駅として甲斐大和駅、勝沼ぶどう郷駅、東山梨駅、山梨市駅を管理下に置いている。待合所内部には「NewDays KIOSK+甲州市観光案内所」が設けられている。駅舎には南北に出入口が設けられておりそれぞれ南口・北口となっている。
特急列車は「あずさ」朝夕2往復と、一部臨時を除く全ての「かいじ」が停車する。2番線は特急列車の接続・通過待ちと甲府駅以西 - 当駅間普通列車折返し及び前述の終電留置に使われている。
JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は1,499人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
駅周辺は旧塩山市中心部であり、甲州市となった現在も甲州市役所本庁舎が駅近くにある。南口・北口とも駅前にロータリーが整備されている。賑やかなのは南口側で、バスやタクシーも多い。また、大菩薩嶺や大弛峠、西沢渓谷などの登山の玄関口にもなっている。
南口駅前ロータリーに山梨交通(塩山営業所)、甲州市市民バス、山梨市営バスの路線がそれぞれ発着する。なお、当駅に発着する甲州市市民バスは12月31日から翌年1月3日まで、山梨市営バスは1月1日・1月2日にそれぞれ運休する。
北口駅前ロータリーに栄和交通の路線が発着する。
塩山駅南口から徒歩約6分の場所にある。富士急バスが運行する高速バス「甲州ワインライナー」が発着する。なお、高速バス乗車券は駅前の甲州タクシーで販売している。
※特急「あずさ」・「かいじ」の停車駅は列車記事を参照。
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