『ビリー・ザ・キッド』(英: Pat Garrett & Billy the Kid)は、サム・ペキンパー監督の西部劇映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』(1973年)のサウンドトラックとして同年にリリースされたボブ・ディラン12作目のスタジオ・アルバム。ディランの楽曲の中でも数多くのアーティストにカバーされている「天国への扉」を収録している。なお映画にはディラン自身も出演している。
ビルボード・トップ LP's &テープ・チャートで最高16位、全英アルバム・チャートで29位を記録した。RIAAによりゴールド・ディスクに認定されている。
収録曲
全曲、作詞・作曲: ボブ・ディラン
Side 1
- メイン・タイトル・テーマ(ビリー) - Main Title Theme (Billy) – 6:07
- 酒場のテーマ - Cantina Theme (Workin' for the Law) – 2:57
- ビリー・ザ・キッド・1 - Billy 1 – 3:57
- 小屋のテーマ - Bunkhouse Theme – 2:17
- 河のテーマ - River Theme – 1:30
Side 2
- 七面鳥狩り - Turkey Chase – 3:34
- 天国への扉 - Knockin' on Heaven's Door – 2:32
- ファイナル・テーマ - Final Theme – 5:23
- ビリー・ザ・キッド・4 - Billy 4 – 5:04
- ビリー・ザ・キッド・7 - Billy 7 – 2:10
パーソネル
- ボブ・ディラン - リズム・ギター
- ブッカー・T・ジョーンズ - ベース
- Bruce Langhorne - アコースティック・ギター
- ロジャー・マッギン - ギター
- ラス・カンケル - タンバリン、ボンゴ
- Carol Hunter - 12弦ギター、ボイス
- Donna Weiss - ボーカル
- Priscilla Jones - ボイス
- Byron Berline - ボイス、 フィドル
- Jolly Roger - バンジョー
- Terry Paul - ボイス
- ジム・ケルトナー - ドラムス
- Brenda Patterson - ボイス
- Carl Fortina - ハーモニウム
- Terry Paul - ベース
- Gary Foster - リコーダー、フルート
- Fred Katz - チェロ
- Ted Michel - チェロ
レコーディング
レコーディングは、1973年1月20日よりコロムビアが所有するメキシコシティのレコーディング・スタジオで始まった。バック・バンドはクリス・クリストファーソンのバンド・メンバーと地元のメキシコ人ミュージシャンを起用。2月、カリフォルニアのバーバンク・スタジオでもセッションを行っている。
反響・評価
1973年10月27日付『ビルボード』誌「トップ LP's &テープ」チャートで最高16位、全英アルバム・チャートで29位を記録した。アメリカ・レコード協会 RIAA により1997年8月19日にゴールド・ディスクに認定されている。
チャート
リリース
- アメリカ
- 日本
関連項目
脚注
外部リンク
- Pat Garrett & Billy The Kid www.bobdylan.com
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