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五剣山 (高松市の山)


五剣山 (高松市の山)


五剣山(ごけんざん)は香川県高松市にある山。

概要

一つの峰を剣と呼んで、西から一ノ剣、二ノ剣、三ノ剣、四ノ剣、五ノ剣と山上に5つの大きな峰があるためこの名前がついた。また、地元では八栗山(やくりさん)とも呼ばれる。五の剣は1707年(宝永4年)の宝永地震で割れている。

これらの剣の山頂にはいくつもの祠が点在し、四ノ剣の中腹には岩窟があり修験道の行場となってる。 かつてはこれらの剣へ登れたが現在は岩が風化し脆く危険なため、南側中腹にある八栗寺本堂の左から石段で上がったところにある中将坊大権現堂からさらに上へは入山禁止とされている。そのため標高375mの最高点は四ノ剣であるが、366mの山頂表示がニノ剣にあり、四等三角点のある366.09m地点は一ノ剣の西端に位置している。また、八栗寺の多宝塔の右側にも登山口があったが入山禁止の立札がある。また、山中にある「岩越の大日」は空海が彫ったとされる約3mの摩崖仏で上部の黒い層と下部の砂の層の間の真っ白い層に彫られている。

八栗寺は、四国八十八箇所の第八十五番札所で、山号が五剣山である。 また山麓では日本三大花崗岩として有名な庵治石が採石され、墓石などの高級石材として加工されている。

ギャラリー

アクセス

  • 自家用車
    • 国道11号線から香川県道145号八栗原線(八栗新道)約3kmで八栗寺本坊近くへ。
  • ケーブルカー
    1. 高松琴平電気鉄道志度線八栗駅より徒歩約20分で八栗登山口駅へ
    2. 八栗登山口駅から八栗ケーブルで八栗山上駅へ、そして徒歩5分で八栗寺。


その他

  • 旧庵治町や旧牟礼町の小中学校の校歌には、「五剣の峰」や「五剣山」という言葉が歌詞に引用されている。
  • 香川のみどり百選に選定されている。
  • 元大相撲十両力士、五剣山博之の四股名の由来である。

脚注

外部リンク

  • 五剣山・八栗寺 - 高松市牟礼庵治商工会

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 五剣山 (高松市の山) by Wikipedia (Historical)