![ガエターノ・ダゴスティーノ ガエターノ・ダゴスティーノ](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f4/Gaetano_D%27Agostino.jpg/400px-Gaetano_D%27Agostino.jpg)
ガエターノ・ダゴスティーノ(Gaetano D'Agostino, 1982年6月3日 - )は、イタリア・シチリア州パレルモ出身の元同国代表サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはミッドフィールダー。
ASローマの下部組織出身。2001年にはASバーリとの共同保有選手になり、アントニオ・カッサーノと入れ替わるようにバーリに移籍した。2004年に移籍したFCメッシーナでは中心選手となり、2006年にはウディネーゼ・カルチョに移籍した。
ウディネーゼ加入当初は実力を発揮しきれなかったが、2007-08シーズンは中盤の要としてギョクハン・インレルと共にシーズンを通じて奮闘、卓越した戦術眼とパスセンスで賞賛され、UEFAカップ出場権獲得を果たした。
2010年6月3日にウディネーゼが公式にダゴスティーノをACFフィオレンティーナに売却したと発表。続く6月7日にフィオレンティーナ側も保有権を獲得したと公式に発表し移籍することが決定した。フィオレンティーナ側が保有権の50パーセントを450万ユーロで買い取る形となった。フィオレンティーナでは怪我による離脱で年間を通しての活躍は叶わなかったが、復帰後の後半戦では重要な得点を決めチームに貢献した。このシーズンは20試合出場、5得点を挙げる。
2011年6月末に共同保有権についてフィオレンティーナとウディネーゼで話し合いが行われ、その後交渉が破談、保有権は入札によって決まることになった。本人はフィレンツェに留まることを希望していたが同25日にウディネーゼに復帰することが正式に発表された。
2015年6月17日、ベネヴェント・カルチョとの契約を1シーズン早く解除。6月22日にルーパ・ローマFCに加入した。
2015-16シーズン限りで現役を引退。翌シーズンよりセリエDに所属するアンツィオ・カルチョ1924の監督に就任した。
2017年6月9日、セリエCのヴィルトゥス・フランカヴィッラ・カルチョに指揮官として招聘された。
2018年6月12日、USアレッサンドリア・カルチョ1912の監督に就任した。
2019年10月4日、カルチョ・レッコ1912の監督に就任した。
2021年6月27日、USヴィボネーゼ・カルチョの監督に就任した。
イタリアU-21代表では17試合に出場して4得点を挙げた。2004年にドイツで開催されたU-21欧州選手権で優勝した。2008年11月にはフル代表に招集されたが、出場機会はなかった。2009年6月6日の北アイルランドとの親善試合でフル代表デビューした。
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