![オオカミ少年 (テレビ番組) オオカミ少年 (テレビ番組)](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
『オオカミ少年』(おおかみしょうねん)は、TBSテレビ系列で2004年10月7日から断続的に放送されているTBSテレビ制作のバラエティ番組。「ハマダ」(ダウンタウンの浜田雅功)が単独で司会を務める番組の一つで、番組のタイトルは『嘘をつく子供』(イソップ童話)の通称に由来している。
2005年9月29日にレギュラー放送を終了したが、特別番組の放送(2020年)を経て、2021年4月16日からゴールデンタイム(基本として金曜日の19時台)で16年振りにレギュラー放送(第2期)を再開。2022年4月22日放送分から、TVerでリアルタイム配信を実施している。以上の経緯から、このページでは便宜上、深夜帯でのレギュラー放送を「深夜編」、ゴールデンタイムでのレギュラー放送を「ゴールデンタイム編」と区別する。
「深夜編」から「ゴールデンタイム編」の途中(2022年1月)までは、2名1組のチームでスタジオに控える解答者に向けて、「ホント」か「ウソ」(放送上の呼称は「オオカミ少年」)を問う二者択一式のクイズを3問程度出題。正解するたびに1 - 3ポイントを付与したうえで、通算の獲得ポイント数が最も多かったチームを「トップ賞」に認定していた。
少なくとも2000年の特別番組以降の放送では、視聴者に対して「あなたは人を見る目がありますか?」と問い掛けるナレーションと映像(または「ウソを見破れ!オオカミ少年」という浜田のタイトルコール映像)からスタート。ヒントを聞き出そうとするゲスト解答者と浜田のやり取りで、浜田が「そこまでは知らん」と突き放すシーンや、(後輩芸人や気心の知れた著名人を主なターゲットに)解答者の頭をはたくシーンも見どころになっている。
「深夜編」では、ロケVTRで紹介した情報が「ホント」か「オオカミ少年」かを問うクイズをもっぱら出題。出題の範囲は有名人の意外な秘話、驚きの珍商品、性風俗など広く、アシスタントの豊田綾乃(TBSテレビアナウンサー)が、ロケVTRの補足データを紹介していた。この内容にも「オオカミ少年」に該当するデータを紛れ込せることがあったため、さらに掘り下げた情報を補足する「最終ジャッジVTR」も放送された。
日比麻音子(豊田の後輩アナウンサー)をアシスタントに迎えて2020年に放送された特別番組では、3つの選択肢に1つだけ紛れ込ませた「オオカミ少年」を当てさせる三者択一式のクイズを出題。「トップ賞」のチームには、出題したクイズにちなんだ賞品を贈呈していた。
「ゴールデンタイム編」で放送されている企画は基本として、解答パートを隔週ペースで収録している。2022年1月14日放送分まではクイズ企画だけで構成されていたが、同月28日放送分の2時間スペシャル版で「有言実行!できる言うたやん」(著名人が自認する「特技」にちなんだチャレンジ企画)を初めて組み込んだことを境に、冒頭で記した構成が何度も変わっている(詳細後述)。
2023年に入ってからは、浜田の名を冠した『年の差ヒットバトル ハマダ歌謡祭』(クイズに音楽番組の要素を交えた企画)を中心に構成されているため、SNSのハッシュタグなどでも「ハマダ歌謡祭」と称されることが多い。ただし、正式な番組タイトルは『オオカミ少年』であって、「ウソを見破る」という「深夜編」時代からのコンセプトもクイズ企画の一部に引き継がれている(詳細後述)。なお、EPGでは『ハマダ歌謡祭』の開始後から、番組名を長らく『オオカミ少年・ハマダ歌謡祭』と表記。しかし、2024年2月9日放送分から『ハマダ歌謡祭・オオカミ少年』に変更されたほか、SNS上の番組公式アカウント名もこの時期から『ハマダ歌謡祭★オオカミ少年』に改められている。そのため、深夜時代から続いたウソを見破る企画は完全に消滅した。
リニューアルのたびに大きく変わっているため、便宜上放送期間ごとに記載。
放送の時期や時間に応じて、以下のクイズを実施している(『 』内は放送で使用されているタイトル名)。
「代表者」が出題するチームでは、残りの解答者のみで回答する。
『ハマダ歌謡祭』からの派生企画および、「ゴールデンタイム編」へ移行してから初めてのオールロケ企画として、2023年11月24日のレギュラー版から放送。本来はMCである浜田、SixTONESのジェシー・田中、『ハマダ歌謡祭』への出演経験者などが、番組側で借り切った観光バスで複数の人気スポット(訪問先)を巡りながら、「ベテラン世代」と「ルーキー世代」に分かれて訪問先に関するクイズで対決している。
「ベテラン世代からルーキー世代へのクイズ」と「ルーキー世代からベテラン世代へのクイズ」を交互に出題していることや、出題のテーマ(スポット、料理、ファッションなど)に関する歴史を、出題の前に津野まさいのナレーションを通じて視聴者に紹介していることが特徴。いずれのクイズでも、解答をフリップへ記入させたうえで、正解者が1人でも出たチームへ1ポイントを加算している。このため、放送上は最終問題までに獲得できたポイントの総数が多いチームを「勝利」とみなしている。また、飲食店で提供される料理のクイズを出題する場合には、正解者が1人も出なかったチームに対して「相手のチーム(相手側)のメンバー全員がその料理を食べ終わるまで、バスで全員揃って待機する」「待機中には、バス内の音声が相手側に一切聞こえないように施したモニターを通じて、相手側による食事の中継映像を見させる」といったペナルティを課している。
ちなみに、浜田はこの企画に「『ベテラン世代』のリーダー」として参加。日比はバスガイド姿でロケに同行しながら、クイズの出題、ヒントの提示、移動中のバス内で収録されるトークの進行を任されている。また、ジェシーと田中は「ルーキー世代」と扱われていて、田中は「『ルーキー世代』のリーダー」として出演している。
「マイク争奪!イントロバトルロワイヤル」から派生したチーム対抗戦形式のロケ企画で、2024年5月24日(毎日放送のみ編成上の事情で同月26日の午後)に放送のレギュラー版(『ハマダ歌謡祭 ライブスペシャル』)から開始。収録をスタジオで完結させている通常の『ハマダ歌謡祭』と同様に、勝利したチームには(高級牛肉などの)賞品がメンバー全員に振る舞われている。
いずれも、TBSテレビのアナウンサー。
「出生年が2000年」という本来のチーム区分に沿って、出演の頻度が高いメンバーを抜粋。☆印を付けた人物はチームリーダー経験者で、★印の人物は『年の差バトルバス』のロケ、◎印の人物は『出張 ハマダ歌謡祭』のロケにも参加している。
△印は回によってはルーキー世代として出演する場合あり。
放送中に流れる動画配信の紹介映像には、レギュラー解答者の田中樹とジェシーのみが登場している。TVerでは、2022年4月22日放送分のレギュラー版からリアルタイム配信も実施。Paraviについては、U-NEXTとのレーベル統合(2023年6月30日)を機に、U-NEXT(統合を機に新設された「Paraviコーナー」)からの配信に移行している。
「ゴールデンタイム編」(「ゴールデンタイム編」から参加→●)
「年の差ヒットバトル ハマダ歌謡祭」(2024年6月21日現在)
過去のスタッフ(ゴールデンタイム編)
「年の差ヒットバトル ハマダ歌謡祭」
『年の差バトルバス』(2023年11月24日現在)
「ゴールデンタイム編」放送期間中の2022年7月15日(金曜日)から8月31日(水曜日)までは、三井不動産商業マネジメントが「ららぽーと」「ラゾーナ」というブランドで運営している複合商業施設とのコラボレーションによる無料の体験型スタンプラリー「『オオカミ少年 Lie or Truth』今年の夏はららぽーと・ラゾーナで挑戦しよう!」を、首都圏・福岡県内の「ららぽーと」とラゾーナ川崎プラザ(神奈川県川崎市)で順次開催。「第1期」で放送されていたクイズ企画をベースに考案された企画(「きみの目で見極めろ!視覚クイズ」「特殊メイクをしている有名人はだれ??」「奇跡映像チャレンジ オリジナル装置から飛んでくるボールをキャッチ!」)のブースごとに「ラリーポイント」を設けたうえで、参加者全員に「ラリーシート」を配布していた。
開催する店舗と期間は以下の通りで、全てのブースでスタンプを「ラリーシート」に押した参加者には、イベント限定のオリジナルノートをプレゼント。いずれの店舗にも、AR技術を利用したフォトスポットと、ハリウッドザコシショウの等身大パネルをスタンプラリーの開催期間中に設置していた。
twitterやinstagramでは、スタンプラリーの開催期間中に、ららぽーと(またはラゾーナ川崎プラザ)公式アカウントのフォロワー向け連動企画を実施。ハリウッドザコシショウの等身大パネル(または上記の店舗でスタンプラリーの参加者が「奇跡映像チャレンジ オリジナル装置から飛んでくるボールをキャッチ!」に挑戦している姿)を撮影したうえで、撮影した動画や写真に指定のハッシュタグを付けてSNSへ投稿したフォロワーから、抽選で総勢60人にハリウッドザコシショウのサイン入りグッズ(全5種類から1種類)を贈呈している。
特記しない限り、TBS→TBSテレビの制作による全国ネット番組。
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