![大保木村 大保木村](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
大保木村(おおふきむら)は愛媛県東予地方の新居郡にあった村である。1956年(昭和31年)に、加茂村、新居浜市大生院の一部とともに西条市に編入合併され、自治体としては消滅した。現在の西条市の南端、四国山地の山中、高知県と境を接する。
石鎚山系の山々の北山腹、加茂川の上流の渓谷。加茂川は支流を集めつつ、北流、黒瀬付近で東に流れを変え、兎之山付近で流れもゆるやかになり、大きく蛇行し、同地には河岸段丘が発達している。
近世
明治以降
大保木村の系譜 (町村制実施以前の村) (明治期) (昭和の合併) (平成の合併) 町村制施行時 兎野山━━━━┓ 黒瀬山━━━━┫ 大保木山━━━╋━大保木村━━━━━━━━┓昭和31年 中奥山━━━━┫ ┃9月28日 東野川山━━━┫ ┃ 編入 西野川山━━━┛ ┃ 加茂村━━━━━━━━━┫ 新居浜市大生院の一部━━┫ ┃ 西条市━━━┻━━━━━━━┓ 平成16年11月1日 ┃ 新設合併、 ┃ 新・西条市発足 ┣━━西条市 東予市━━━━┫ 丹原町━━━━┫ 小松町━━━━┛ (注記)大保木村以外の合併以前の系譜はそれぞれの市町村の記事を参照のこと。
合併、発足の6村がそのまま大字となった。兎野山(とのやま)、黒瀬山(くろせやま)、大保木山(ほきやま)、中奥山(なかおくやま)、西野川山(にしのかわやま)、東野川山(ひがしのかわやま)
中奥山に役場もあり村の中心地であった。
「兎之山」は古くは「外野山」とも書いた。
現在では、「野」を「之」に換え、「山」を省く。(兎之山を除く) (例)西之川、東之川
奥深い山地のため、狩猟、薪炭に加え、雑穀類、豆類、木材、竹材の生産などを生業としてきた。兎之山では谷底平野や河岸段丘上で米作も営まれる。
鉄道はない。
県道西条久万線、県道石鎚伊予小松停車場線
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