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ルーカス・オルドネス


ルーカス・オルドネス


ルーカス・オルドネス・マルティン=エスペランサ ( Lucas Ordóñez Martín-Esperanza , 1985年5月1日 - ) は、スペイン・マドリード出身のレーシングドライバー。レースゲームのチャンピオンの中から現実のレーサーを育成しようという「GTアカデミー」という企画からレーシングドライバーとしてデビューした異色の経歴を持つ。

経歴

オルドネスは幼少の時にレーシングカートを始めたが、資金的負担が厳しいことを理由に2001年を最後にモータースポーツの世界を離れ、学生としての生活を送っていた。

GTアカデミーへの参加

2008年5月、欧州日産とソニー・コンピュータエンタテインメントヨーロッパは、プレイステーション3のレースゲーム「グランツーリスモ5プロローグ」を使って「GTアカデミー」というプロジェクトを開始した。レースゲームプレイヤーの中から現実のレーサーとしての才能を持つ者を発掘することを目的とし、ヨーロッパ12カ国から約25,000人が参加したこの大会で、オルドネスはオンラインの予選(タイムアタック)を突破しスペイン代表の座を勝ち取った。その後各国の代表者が一堂に会したシルバーストンでの最終選考会で、オルドネスはドイツのタクシードライバー、ラルス・シュロンマーと共に勝者に輝いた。

レースデビュー

カートでの僅かなレース経験しかなく、ブランク期間も長いオルドネスは、その後4ヶ月間に渡って本格的なトレーニングを受けることになった。2009年1月、ドバイで開催された24時間耐久レースで本格的な実戦デビューを果たした。元F1ドライバーのジョニー・ハーバートら3人とチームを組んで出場したオルドネスは、フェアレディZを駆りクラス9位で完走を果たした。同シーズンのT4ヨーロッパカップ (en:GT4 European Cup)でに、アレックス・バンカム (イギリス)と組み、フェアレディZでフル参戦することになった。シリーズデビュー戦となった開幕戦シルバーストンの第2レースで、オルドネスたちは3位表彰台に立つ活躍を見せた。第5戦ゾルダーの第1レースで初優勝を果たす。最終戦アルガルヴェの第2レースでも優勝を記録し、デビューシーズンにシリーズランキング2位に入る快挙を果たした。

SUPER GT参戦

2013年には、SUPER GT JAFグランプリ・GT300 RACE2でデビューを果たす。予選は5番手につけるものの、決勝ではタイヤのトラブルにより順位を落とす結果となった。

2014年は、GT300クラスのNDDP RACING with B-MAXにて星野一樹とコンビを組む。シーズン序盤から安定した速さを見せ、上位進出するなど活躍をする。そして第7戦のタイで悲願の初優勝を果たした。

2015年はミハエル・クルムがFIA 世界耐久選手権用の車両開発を優先するため、クルム欠場時の代理としてGT500クラスに昇格。KONDO Racingで佐々木大樹とコンビを組む。また全日本F3選手権にもフル参戦する。

レース戦績

フォーミュラ

全日本フォーミュラ3選手権

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スポーツカー

インターコンチネンタル・ル・マン・カップ

  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

ル・マン・シリーズ

  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

FIA 世界耐久選手権

  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

ル・マン24時間レース

グランドツーリング

ブランパンGTシリーズ・耐久カップ

  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

FIA GTシリーズ

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SUPER GT

  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

スパ・フランコルシャン24時間レース

ニュルブルクリンク24時間レース

脚注

外部リンク

ルーカス・オルドネス公式ウェブサイト


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ルーカス・オルドネス by Wikipedia (Historical)