Aller au contenu principal

ジェラルド・パーラ


ジェラルド・パーラ


ヘラルド・エンリケ・パーラGerardo Enrique Parra; 1987年5月6日 - )は、ベネズエラ・スリア州サンタ・バルバラ出身の元プロ野球選手(外野手・一塁手)。左投左打 愛称はエル・ヨロで、「人生は一度きり」という意味を持つ。

経歴

プロ入りとダイヤモンドバックス時代

2004年8月30日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約してプロ入り。

2009年はシーズン開幕前の3月に開催された第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のベネズエラ代表に選出された。

シーズンでは傘下のAA級モービル・ベイベアーズで29試合の出場で打率.361、3本塁打、12打点の成績で、5月13日にコナー・ジャクソンの故障者リスト入りに伴い、メジャー初昇格。同日のシンシナティ・レッズ戦で「2番・中堅手」で先発出場をして初打席で本塁打を放ち、メジャー史上100人目となる初打席初本塁打を達成した。過去30年でマイク・ランシングしか達成していないメジャーデビューから5試合連続打点を記録。同月、16試合の出場で打率.319・16打点の成績で月間最優秀新人に選出された。その後、8月と9月・10月は3割を上回る月間打率を記録。規定打席に達しなかったものの、120試合の出場で打率.290・5本塁打・60打点を記録。打点は新人選手としてケーシー・マギーの66打点に次いでリーグ2位。

2010年は133試合に出場。打率.261、3本塁打、30打点を記録した。

2011年は自己最多の141試合に出場。打率.292・8本塁打・46打点・15盗塁と本塁打・盗塁・打率で自己最高の成績を残し、シーズン終了後には初のゴールドグラブ賞を受賞。飛躍のシーズンとなった。

2013年はシーズン開幕前の3月に第3回WBCのベネズエラ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした。

2014年2月3日にダイヤモンドバックスと485万ドルの1年契約に合意した。

ブルワーズ時代

2014年7月31日にミッチ・ハニガー、アンソニー・バンダとのトレードで、ミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した。ブルワーズ移籍後は、外野の3ポジションで46試合に出場し、打率.268、3本塁打、10打点、4盗塁という成績をマーク。ダイヤモンドバックスと合わせて150試合に出場し、574打席に立って2年連続で規定打席に到達したが、4年ぶりに二桁盗塁に届かなかった。

オリオールズ時代

2015年7月31日にザック・デイビーズとのトレードで、ボルチモア・オリオールズに移籍。8月12日、シアトル・マリナーズの岩隈久志がオリオールズ戦でノーヒットノーランを達成した試合で最後の打者となり、センターフライに打ち取られた。オリオールズに加入するまでは打率.328と好調だった。オリオールズに移籍した後は55試合に出場したが、打撃不振で打率.237だった。ブルワーズ時代との通算成績では、打率.291、14本塁打、51打点、14盗塁という成績だった。ディフェンス面では、移籍前後ともに外野の全ポジションを守った。オフの11月2日にフリーエージェント(FA)となった。

ロッキーズ時代

2016年1月20日にコロラド・ロッキーズと3年2750万ドルで契約合意したことが発表された。故障により102試合の出場にとどまり、打率.253・7本塁打・39打点だった。

2017年は打率.309・10本塁打・71打点で、打率と打点で自己最高を記録した。

2018年5月11日のサンディエゴ・パドレス戦での乱闘に参加した際に暴力を振るったとして、4試合の出場停止処分を受けた。最終成績は打率.284・6本塁打・53打点だった。10月30日にFAとなった。

ジャイアンツ時代

2019年2月17日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。3月28日にメジャー契約を結んで40人枠入りした。しかし、30試合の出場で打率.198と奮わず、5月3日にDFAとなり、7日にFAとなった。

ナショナルズ時代

2019年5月9日にワシントン・ナショナルズとメジャー契約を結んだ。翌日から試合に出場し、5月11日のロサンゼルス・ドジャース戦で初ヒットとなる逆転満塁本塁打を放った。控えとして主に外野手として起用されたが、内野の守備に就くこともあった。8月3日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦では7点ビハインドの8回裏に登板したが、1アウトも取れずに1安打4四球5失点で降板した。移籍後は89試合に出場して打率.250・8本塁打・42打点を記録。ポストシーズンでも控えとして7試合に途中出場した。6月に、登場曲を娘が大好きな「Baby Shark」に変更すると、この曲に合わせて手を上下に叩く「シャーク・ダンス」が観客に大流行。パーラだけではなくチームメイトも安打を放った際にも塁上でジェスチャーするようになり、球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた快進撃の象徴となった。オフの10月31日にFAとなった。

巨人時代

2019年11月20日に読売ジャイアンツと1年契約を結んだ。背番号はナショナルズ時代から引き続き「88」を使用した。

2020年6月19日の開幕戦で初安打を記録すると、翌日には初本塁打を放った。右膝の違和感で8月16日に一軍登録を抹消される。9月18日に復帰したが、10月13日に治療のために帰国した。そのため47試合の出場に留まった。オフの12月2日に自由契約公示された。

ナショナルズ復帰

2021年2月3日に古巣のナショナルズとマイナー契約を結んだ。6月20日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。シーズンでは53試合に出場、オフの11月3日にFAとなった。

2022年3月14日にナショナルズとマイナー契約で再契約を結び、スプリングトレーニングには招待選手として参加することになった。しかしメジャー復帰はかなわず、5月8日に現役引退を発表した。引退後はナショナルズの球団特別補佐に就任。

プレースタイル

左翼手、中堅手、右翼手の外野3ポジションを守ることができる(2012年までは左翼手、2013年からは右翼手としての出場が多い)。

また、内野も守ることができる。一塁手として試合に出場しただけではなく、左投げながら二塁手や三塁手としても出場したことがある。

詳細情報

年度別打撃成績

年度別守備成績

内野守備
外野守備
  • 各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞

表彰

MLB
  • ゴールドグラブ賞:2回(左翼手部門:2011年、右翼手部門:2013年)
  • フィールディング・バイブル・アワード:1回(右翼手部門:2013年)
  • ルーキー・オブ・ザ・マンス:1回(2009年5月)

記録

NPB

初記録
  • 初出場・初先発出場:2020年6月19日、対阪神タイガース1回戦(東京ドーム)、7番・右翼手で先発出場
  • 初打席:同上、2回裏に西勇輝から二ゴロ
  • 初安打:同上、8回裏にジョン・エドワーズから遊撃内野安打
  • 初本塁打・初打点:2020年6月20日、対阪神タイガース2回戦(東京ドーム)、7回裏に谷川昌希から右越3ラン

背番号

  • 9(2009年)
  • 18(2010年、2015年7月31日 - 同年終了)
  • 8(2011年 - 2014年7月31日、2016年 - 2019年5月2日)
  • 28(2014年7月31日 - 2015年7月30日)
  • 88(2019年5月10日 - 2021年)

登場曲

  • 「Baby Shark」Pinkfong(2019年 - 2021年)

代表歴

  • 2009 ワールド・ベースボール・クラシック・ベネズエラ代表
  • 2013 ワールド・ベースボール・クラシック・ベネズエラ代表

脚注

注釈

出典

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 P
  • ベネズエラ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
  • 中南米出身の日本プロ野球外国人選手一覧#ベネズエラ
  • 読売ジャイアンツの選手一覧
Giuseppe Zanotti Luxury Sneakers

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Gerardo Parra stats MiLB.com (英語)
  • 個人年度別成績 G.パーラ - NPB.jp 日本野球機構
  • gerardo parra (@88_gparra) - X(旧Twitter)
  • Gerardo Parra (@elyologp8) - Instagram

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ジェラルド・パーラ by Wikipedia (Historical)


INVESTIGATION