![津山駅 津山駅](/modules/owlapps_apps/img/errorimg.png)
津山駅(つやまえき)は、岡山県津山市大谷にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。
本項では、2017年6月まで存在していた津山広域バスセンターについても記述する。
新見駅、三次駅と並び中国山地の交通の要衝となっている当駅は駅長が配置された直営駅である。JR西日本岡山支社管内の姫新線や因美線、津山線の運行管理を行う岡山総合指令所津山派出が設置されている。また、2008年5月31日までは、姫新線美作土居駅 - 岩山駅間の各駅と因美線土師駅 - 高野駅間の各駅を管轄する津山鉄道部が設置されていた。同組織が支社直轄体制に移行して以降も、これらの路線を管轄する管理駅として位置づけられている(ただし、姫新線の月田駅 - 岩山駅は新見駅に移管され、逆に津山線の津山口駅 - 神目駅間の各駅が岡山駅から当駅に移管されている)。みどりの券売機プラスが設置されている。
2014年以降、駅前北口の再開発が行われ、2017年の春に駅周囲の設備の再整備はほぼ完了した。
当駅の所属線である姫新線と、当駅を終点とする津山線が乗り入れている。また隣の東津山駅から因美線の全列車が当駅を始終着としているため、事実上3路線4方向の列車が発着する。
かつては当駅で分割・併合される(あるいは併合相手が変更される)急行『みまさか』・『みささ』などが運行されていた。現在は当駅を越えて運転される定期列車は数本であるが、夏祭りの臨時列車では津山線を定期列車で運行し、姫新線に入る列車が存在する。2007年度には岡山駅 - 中国勝山駅間の臨時列車が運行されていた。
当駅の始発列車は、2007年6月30日までは4時13分発であり、日本一早かった。また、日本の非電化路線ではもっとも遅く最終列車が到着する(0時29分)。
島式ホーム2面4線を持つ地上駅。駅舎は北側にある。駅舎から各ホームへは階段のみで昇り降りが可能な地下道で連絡し、跨線橋は老朽化により板が打ち付けられ閉鎖されていたが、バリアフリー化による改修工事でエレベーターを設置したことにより、2023年3月に使用を再開された。同時に地下道の使用を停止し、その後封鎖する予定である。
※本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図に従い路線記号を表記している。
津山駅の西側には、かつて使われていた扇形車庫と転車台が残されている。
詳しくは、津山まなびの鉄道館を参照。
かつては駅前食堂の吉野館が調製していた「しいたけ弁当」が名物で知名度も人気も高い駅弁であったが、2002年9月に店舗が火災に遭い店舗閉店と同時に駅売りはなくなった。
それ以降は津山城(鶴山公園)南側の「津山観光センター」内の食堂よし乃で、駅売り当時の姿のまま購入可能であったが、こちらも2017年11月の同センター火災に伴い食堂が廃業、センターは1年後に再開したものの駅弁の販売はなされていない。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
津山市中心部は近くを流れる吉井川の対岸にある。
構内は島式のターミナルとなっており、バスはバスターミナル北東側に進入口と退出口があり、構内は時計回りで走行する。バスターミナル北東側から反時計回りに北側に6番乗り場、西側に1 - 3番乗り場とタクシー乗り場、東側に7・8番乗り場があり、1 - 3番乗り場北側に1 - 3番乗り場と並行する形で4・5番乗り場がある。
1・2番乗り場がコミュニティバス用乗り場、3・4番乗り場が路線バス用乗り場、5番乗り場が路線バス・コミュニティバス用乗り場、6番乗り場が臨時バス・乗合タクシー用乗り場、7・8番乗り場が高速バス用乗り場となっている。
7・8番乗り場の東側には交通観光案内所の建物があり、建物内には土産物販売店とバス待合室、中鉄北部バスの乗車券発券窓口、観光案内所、コミュニティホール、公衆トイレがある。
旧名称「津山中鉄バスセンター」。2004年にバスセンターの土地・建物が中鉄北部バス(当時の中鉄バス)から津山広域事務組合に売却されたのに伴い、2004年10月に名称を変更した。名称変更後は2017年の夏ごろまできっぷ販売・施設の維持管理は中鉄北部バスが引き続き担当していた。津山駅北口広場の整備とそれに伴うバス乗り場設置に伴い、2017年4月から同バスセンター発着の路線は津山駅バス乗り場発着に変更となり、きっぷ販売もそれからほどなくして終了しており、広域バスセンターは廃止となった。なお、現在はこのバスセンターの跡地は、西側(建物を含む)がトヨタレンタリース岡山津山駅前店、東側が津山駅前駐車場となっている。
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