![内田真礼 内田真礼](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f5/Uchida_Maaya_from_%22Komada_-A_Whisky_Family-%22_at_Red_Carpet_of_the_Tokyo_International_Film_Festival_2023_%2853348401784%29.jpg/400px-Uchida_Maaya_from_%22Komada_-A_Whisky_Family-%22_at_Red_Carpet_of_the_Tokyo_International_Film_Festival_2023_%2853348401784%29.jpg)
内田 真礼(うちだ まあや、1989年12月27日 - )は、日本の声優、女優、歌手。東京都出身。アイムエンタープライズ所属。レコードレーベルはポニーキャニオン。公式ファンクラブは「LIFE IS LIKE A SUNNY DAY」。声優の内田雄馬は実弟。
代表作に『中二病でも恋がしたい!』(小鳥遊六花)、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(神崎蘭子)、『ご注文はうさぎですか?』(シャロ)、『ノラガミ』(壱岐ひより)、『約束のネバーランド』(ノーマン)、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(カタリナ・クラエス)、『うる星やつら (2022)』(三宅しのぶ)などがある。
声優としては2012年から本格的な活動を行い、『中二病でも恋がしたい!』のメインヒロイン・小鳥遊六花役でブレイクした。その後『ガッチャマン クラウズ』の一ノ瀬はじめ役での演技が評価され、2014年の第8回声優アワードにて新人女優賞を受賞した。『アオハライド』(吉岡双葉役。2014年)、『ノラガミ』(壱岐ひより。2014年 - 2015年)、『約束のネバーランド』(ノーマン役。2019年 - 2021年)、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(カタリナ・クラエス役。2020年 - 2023年)など、安定的に主演、ヒロイン役やメインキャストを担当している。
演技力に加えて多面的な才能とキュートなルックスを併せ持ち、それを生かしてさまざまな活動を積極的に展開していることも、大きな特徴である。2014年4月23日、シングル『創傷イノセンス』にて歌手デビューを果たしたほか、女優(『非公認戦隊アキバレンジャー』〈2012年〉など)、写真集やグラビア(『内田真礼ファースト写真集「まあや」』〈2014年〉、『内田真礼1st photobook「まあやドキ」』〈2023年〉など)といった他分野での活動も行っており、2017年1月には三菱地所レジデンスのWeb CMに出演を果たして、2022年12月に人気音楽番組『ミュージックステーション ウルトラスーパーライブ2022』に登場など、活動の幅を拡げている。
2008年、日本ナレーション演技研究所に入所し、2009年の研修科在籍中にOVA『ぼく、オタリーマン』で声優デビューを果たす。2010年4月1日、アイムエンタープライズ所属。
2011年発売のゲーム『ぎゃる☆がん』で初のテレビゲーム出演を果した。2012年4月、テレビアニメ『さんかれあ』の散華礼弥役で初主演し、特撮テレビドラマ『非公認戦隊アキバレンジャー』では葉加瀬博世役で実写女優デビューを果たす。2013年9月には、前年10月から出演したテレビアニメ『中二病でも恋がしたい!』の劇場アニメ『小鳥遊六花・改 〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜』の小鳥遊六花役で劇場アニメ初主演を果たす。
2014年3月1日、第8回声優アワード新人女優賞を受賞。
2014年4月23日、テレビアニメ『悪魔のリドル』オープニングテーマ「創傷イノセンス」をリリース、歌手として音楽活動を開始した。2014年9月11日発売の『週刊ヤングジャンプ』41号(集英社)にて表紙と巻頭グラビアを務め、さらに2014年12月11日発売の2号では巻頭グラビアを務めた。 2014年12月24日に初の写真集『内田真礼ファースト写真集「まあや」』を発売。
2015年8月30日、『Animelo Summer Live 2015 - THE GATE -』3日目において、ソロ歌手として初めてアニサマへの出場を果たす。同年12月2日、自身初めてのフルアルバム『PENKI』を発売。
2016年2月28日、中野サンプラザにて、自身初のワンマンライブ「Hello, 1st contact!」を開催。同年11月6日、自身の公式Twitterアカウントを開設した(それ以前は、いわゆるスタッフアカウントを使用していた)。12月14日、自身の2ndライブが代々木第一体育館にて開催されることを発表した。
2017年1月、三菱地所レジデンスのWeb CMに出演。
2017年2月25日・26日、代々木第一体育館にてワンマンライブ「2nd LIVE Smiling Spiral」を開催。同年7月1日・29日、ワンマンライブ 「LIVE 2017 +INTERSECT♡SUMMER+」を開催。2017年12月24日、「Maaya Happy Birthday & Xmas Party!!2017」にて、自身のオフィシャルファンクラブの開設を発表。ファンクラブ名は『LIFE IS LIKE A SUNNY DAY』。
2018年3月11日、「Maaya Party!7」(東京会場)にて、自身初のワンマンライブツアー「Magic Number TOUR 2018」の開催を発表。2ndアルバム「Magic Hour」をテーマに福岡(6月17日)、東京(6月24日)、大阪(7月1日)の3都市で公演。また大阪公演にて、2019年1月1日に日本武道館での「New Year LIVE 2019 take you take me BUDOKAN!!」開催を発表。2018年4月25日、2ndアルバム『Magic Hour』をリリース。
2019年3月1日、「ギミー!レボリューション」が平成アニソン大賞声優ソング賞(2010年 - 2019年)に選出された。2019年3月25日に2nd写真集『étoile』を発売。2019年11月9日 - 12月16日、様々なZepp会場にて、ワンマンライブツアー「Zepp Tour 2019 we are here」を開催。
2020年2月27日、映画『ヲタクに恋は難しい』で“声優アイドル”本人役で出演。同年5月14日放送のテレビ朝日系木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』(木曜 20時)の第6話で、初の刑事ドラマ出演を果たした。2020年5月25日、公式Instagramを開設。
2020年7月5日、横浜アリーナにて開催予定のワンマンライブ「LIVE 2020 Live For All Stars」が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。同日harevutaiにて生配信ライブ「Hello, ONLINE contact!」を開催。
2021年7月3日、立川ステージガーデンにて一年半ぶりのワンマンライブ「LIVE 2021 FLASH FLASH FLASH」を開催。2021年9月3日、YouTube Official Channelを開設。2021年10月27日、3rdアルバム『HIKARI』をリリース。
2022年2月20日・3月13日、ワンマンライブツアー 「LIVE 2022 MA-YA-YAN Happy Cream MAX!!」を開催。同年9月16日には、9月8日深夜にテレビ東京系で放送スタートするテレビドラマ「チェイサーゲーム」のオープニングテーマ『CHASER GAME』を担当する音楽配信シングルをリリース。また同年9月24日に、ワンマンライブ「Hello, 1st contact! [Revival]」を開催。
2022年12月23日に人気音楽番組『ミュージックステーション』に登場し、前田公輝×内田真礼×Cocomiが「アラジン」の主題歌「ホール・ニュー・ワールド」を披露する。
2023年2月8日に初のフォトブック『まあやドキ』を発売。Amazonタレント写真集週間ランキング1位とオリコン週間写真集チャートで1位を記録に加え、3刷重版も決定している。発売記念として2023年2月9日発売『週刊ヤングジャンプ』11号の表紙&巻頭グラビアを担当。約8年ぶりのヤングジャンプ表紙となっている。
幼少期から『忍たま乱太郎』のキャラクターが好きで、小学生になると『ポケットモンスター』や『ファイナルファンタジーVII』などのゲームに触れる。中学校時代は、歴史や京都も好きで「日本文化を伝えたい」と舞妓になる夢を持ち、自分が入る置屋も調べていたが、両親に反対されて断念する。その後、自身が幼い頃から憧れていたビデオゲームのキャラクターを演じたい、演技で誰かに希望を届けてみたいという思いから、声優を目指す思いを強く抱くようになったものの、高校3年生の秋までは声優一本で行くか大学に進むか悩んでいたという。また就職も考え、実際にバスガイドを目指しバス会社に体験入社したこともある。もしも声優にならなかったらスクウェア・エニックスに就職したかったと述べている。声優養成所(日本ナレーション演技研究所)に入ることを決めたのは、高校3年生の1月になってからとのことであったが、本人曰く、「(中学校、高校時代に演劇部であったことから)声や芝居の基礎はできている」と思っていたことから、基礎科を飛ばして本科から入ったと述べている。のちに「今となっては基礎科をやっておけばよかったな」と振り返っている。
自身の活動姿勢における最大のテーマとして、「日本文化の魅力を発信し続ける」ことを挙げている。声優として心掛けていることとして、毎年のテーマに連続性を持たせた上で自身の目標設定をすることを述べている。一例として、2015年は「地に足を付けて頑張る」、2016年は「さらなる花を咲かせる」、2017年は「今までやってきたことをさらに開花させて実を付ける」を、それぞれの年のテーマとして掲げているとのことであり、実際に2016年はソロ歌手としての初ライブを開催するなど、活動の幅を拡げたことで、「人に何かを伝えることの楽しさ」を実感できて、目標設定は間違っていなかったという趣旨のことを述べている。
毎年自分の目標を決めている。2014年は「大きな会場でライブやること」、2015年は「落ち着いて、地に足着いて大切にひとつずつ取り組む」、2016年は「みんなと一緒に“共力”して頑張る!」、2017年は「いろんな人とたくさんコミュニケーションをとる」、2018年は「自分らしさの追求」、2019年は「気持ちの解放」、2020年は「内田真礼を成長させる!」、2021年は「「好き」を発信し続ける」、2022年は「おんがえし」、2023年は「自分史上一番良い身体になる」。
声優としてのみならず、歌手、グラビアや顔出しの仕事にも進出している。内田は来た仕事に対し「自分のできる範囲で全部出そう」と考えている。「自分が広告塔になって何かを広めることには、自信がある」、「自分が思うことを発信して、わかってくれる人がいたら成功」と述べている。1番楽しい仕事は「お芝居をすること」であり、理由として作品に取り組んでいる間は「ずっとその役に全てを集中してしまうから、お芝居とか舞台は向いている」と述べている。
自身が出演した作品の中でも、特に思い入れの強い作品として、『中二病でも恋がしたい!』(小鳥遊六花役)を、自身の声優人生において大きな挑戦と感じた作品として、『Charlotte』(西森柚咲役)、『甲鉄城のカバネリ』(四方川菖蒲役)を、それぞれ挙げている。また、自分の地に一番近いキャラクターに『ノラガミ』の壱岐ひよりを挙げており、思い切りよく言葉を伝えられるとこが似ていると語っている。声優になった当初から「男の子の役をやってみたい」という希望を持っていたが、実際にはなかなか男性役の仕事が入らず、『約束のネバーランド』(ノーマン役)でようやくその希望が実現した。
2016年の歌手としての自身を振り返った本人のコメントによると「私、意外とくすぶっていて(笑)というのも2月にワンマンライブをやったあと、日本であまりライブがなくて(中略)イベントに出ても新曲がないから、どういうセットリストにしたら喜んでくれるかな?今ある曲で、よりお客さんに喜んでもらうにはどうしたらいいんだろうって考えたりしてたんですよね」とのこと。
2017年1月に、ミニ・アルバム『Drive-in Theater』を発表した。今まで明かせなかった「素顔の自分」を表現したい、という想いを籠めて制作したアルバムである(趣味については、後述を参照)ことと共に、特に収録曲の一つである「Smiling Spiral」は、「みんなからの声で私は頑張ることができていることを伝えたい」ことを表現したい思いから、「私からの応援歌、私への応援歌」という趣旨の楽曲として制作したと述べている。若干野球推しの歌詞でお祭り曲と言える「クロスファイア」や和のテイストが含まれた「モラトリアムダンスフロア」などが収録されている。このアルバムをリリースしたことによって、2016年に思うように歌手活動を行うことができなかった鬱憤を晴らすことができた。
2020年2月27日、映画『ヲタクに恋は難しい』で“声優アイドル”本人役で出演。同年5月14日放送のテレビ朝日系木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』(木曜 20時)の第6話で、初の刑事ドラマ出演を果たした。人気声優に含めて女優としての活動も同時に続いている。
2021年以降、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(シャーリン役。2021年)、『DUNE/デューン 砂の惑星』(チャニ役。2021年)、『トップガン マーヴェリック』(フェニックス役。2022年)など吹き替えでの活動も増えて、アニメでも『約束のネバーランド』(ノーマン役。2019 - 2021年)、『ぼっち・ざ・ろっく!』(伊地知星歌役。2022年)、『チェンソーマン』(天使の悪魔役。2022年)、『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』(ステイル役。2023年)など人気作品で低い声の役が同じく増え、多くの人に声の幅を認識され始めている。
本人曰く、名前が「真礼」になった理由は、「国際的で呼びやすいから」とのこと。愛称について、『中二病でも恋がしたい!』の共演者や、親交のある声優からは、「まややん」という愛称で呼ばれることが多いとのこと。更に「まれいたそ」も広く使われている。
自身の性格として、「ハイパーポジティブ」「こだわりが強い」「チャレンジすることが好き」と述べており、「自分自身が『中二病』と思っている」と述べている。また、「負けず嫌いなので、自分も他の全員もライバル」「周りに流されたくない、絶対にこびない人間でありたいと常々心掛けている」ことが、活動の大きな原動力になっているとのことである。
好きなアニメ作品として、先述の『忍たま乱太郎』の他に、『幻想魔伝最遊記』を挙げている。また、高校時代は、『涼宮ハルヒ』や『灼眼のシャナ』のコスプレをしたり、秋葉原にて『咲-Saki-』や『BLEACH』の読み合わせをしたりしていたとのことである。本人曰く、読み合わせの作品として『咲』や『BLEACH』を選んだのは、「キャラクター(登場人物)がたくさんいたので、将来声優になるにあたって練習の素材に適していると思ったから」と述べている。最も好きなゲームのキャラクターは『ファイナルファンタジーVII』のティファ・ロックハートであり、ティファの影響で一時期空手をやっていた経験がある。また、デビュー当初の髪型が黒髪ロングだったのもティファの影響である。ゲーム・ミュージックのサウンドトラックもよく聴き、歌うことも好み、特に『サクラ大戦』の楽曲を聴くと、「あ、私も夢に向かって頑張らなきゃ」と思えて、心を奮い立たせられるとのことである。
親交のある声優として、東山奈央(養成所時代にクラスが同じだった)、大坪由佳(漫画という共通趣味を持ち、それをテーマにしたアニラジを共同で担当。『あいまいみー』でも共演)、内田彩(『あいまいみー』で共演)、徳井青空(インターネットラジオ『内田真礼・徳井青空のブシモ通信』で共にパーソナリティを務めた)、山本希望(自身初めてのゲームでの出演作である『ぎゃる☆がん』で共演)が挙げられる。また、『中二病でも恋がしたい!』で他のヒロインを演じた3人(赤﨑千夏・浅倉杏美・上坂すみれ)とは1年以上にも及ぶ共演だったため家族のような関係になっていったという。また、憧れの人物として井上喜久子を挙げている。
趣味(及び好きなこと)として、「日本文化に触れること」、「旅行」、「野球観戦」、「スヌーピー」、「アメコミヒーロー」「銀歯」を挙げている。旅行については、少しでも時間があれば小旅行でも楽しめると考えているとのことで、夕方に仕事を終えたらその足でロマンスカーで箱根へ向かい、温泉に入って寝て、翌日の朝一で帰京してそのまま仕事に向かうこともあるという。
所ジョージのライフスタイルに憧れており、可愛い服も好きだが白いTシャツや緑のカーディガン、厚めのG-SHOCKを身につけるなどの一面があるが、デートに着たい服は白のワンピースであると語っている。2012年はドクロ入りのシャツを着こなしていたが、翌年になるとロリータ・ファッションも私服として着るようにしている。また、オカルトに興味があるとも述べている。好物は納豆で、毎日欠かさず食べるという。座右の銘は「一期一会」。
プロ野球観戦については、実家で祖父と野球中継を観ていた時に登板していた新垣渚のプレーに魅了され、新垣のファンになると同時に福岡ダイエーホークス→福岡ソフトバンクホークスファンになった。現在は松田宣浩を好きな選手として挙げているが、野球好きなこと、ずっとソフトバンクのファンであることを、諸々の理由から声を大にして明かすことができずに心苦しかったことを、2017年1月のインタビューにて述べている。野球ファンを公言以降は自身の楽曲「クロスファイア」やライブツアー「Magic Number」など、野球にちなんだタイトルを付けている。
また、ホークスファンが昂じて2017年7月31日の対北海道日本ハムファイターズ戦での「鷹の祭典」にてレポーターを務めた際、福田秀平(現・千葉ロッテマリーンズ)が内田に気を取られて防球フェンスに激突した「珍場面」が話題となり、その縁で松田、福田、甲斐拓也ほかホークス選手が内田のイベントにメッセージを送った。そして2018年9月11日発行の日刊スポーツに、内田と福田の対談記事が掲載された。福田によると「あのときは(甲斐)拓也がインタビューを受けていて「きれいな方と拓也が話しているな」と思いながら見ていたら(ぶつかった)」が事の顛末と言う。
2018年6月17日に福岡でライブを行った際には、アンコールでホークスのユニフォームを着て球団歌「いざゆけ若鷹軍団」を熱唱した。2018年9月8日には福岡 ヤフオク!ドームで行なわれたホークス対オリックス・バファローズ21回戦の始球式に登場し、ホークスの球団職員となった新垣が捕手を務めた。2022年8月には、ソフトバンク-楽天戦でセレモニアルピッチを行った。
太字はメインキャラクター。
※はインターネット配信。
※はレギュラーナレーション。太字は進行中。
(出典:)
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou