![俺の妹がこんなに可愛いわけがない (アニメ) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない (アニメ)](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(おれのいもうとがこんなにかわいいわけがない)は、伏見つかさによる同名のライトノベルを原作とした日本のテレビアニメ作品。
垢抜けていて勝ち気な妹が隠し続けてきた「実は隠れオタク」という秘密を知ってしまったことから、不仲だった妹に振り回されることになった兄の奮闘を描いている。
2010年10月より12月まで、TOKYO MXほかにて深夜アニメ(UHFアニメ)として放送された。番組のインターネット配信も行われている。放送直前には、他番組とのコラボレーションCMや新聞一面広告など、大がかりな宣伝による話題作りが行われた。
2012年4月1日に開催された『アニメ コンテンツ エキスポ』でのイベント、および公式サイトにて第2期の制作が発表された。
第2期放送に先駆けて、テレビ未放送の映像を再編集した『俺の妹がこんなに可愛いわけがない TRUE ROUTE スペシャル版』(おれのいもうとがこんなにかわいいわけがない トゥルー・ルート スペシャルばん)が2012年10月より12月まで朝日放送、TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11にて放送された。全13話。
第2期『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』(おれのいもうとがこんなにかわいいわけがない)は、2013年4月から6月までTOKYO MX・チバテレビ・tvk・テレ玉・とちぎテレビ・群馬テレビ・朝日放送・テレビ愛知・テレビ北海道・TVQ九州放送・BS11にて第13話までが放送され、同年8月18日に第14話から第16話を全世界同時公開で配信して完結した。全16話(TV版全13話+WEB版3話)。
なお伏見の次作『エロマンガ先生』も2017年4月から6月までテレビアニメが放送されていたが、Twitterの公式アカウントは本作と共通(正確には統合)である。
一人称小説である原作は、語り手である京介のモノローグによる内心の表現が多用されているが、アニメではそうした表現を省く方針が企画初期から決められ、モノローグの多用で成功した『涼宮ハルヒの憂鬱』のアニメ版などとは違った方向性が志向された。結果的には主人公の印象も原作と違ったものとなり、京介が背負った年相応の欠点の部分が隠され、ヒロインから見た主人公像が表に出るような内容となっている。また、いけださくらによる漫画版の描写に準じた描写も取り入れられている。
アニメは原作に沿った形で物語が開始されたが、一部エピソードの順序が原作から変更されることもあり、またアニメオリジナルのエピソードも用意されている。例えば原作3巻におけるケータイ小説の書籍化を描いたエピソードは、第8話ではライトノベルのアニメ化という内容に置き換えられ、原作の風味を残すことを意図しつつもアニメ独自の内容となっている。
TV放送版(第1期)の最終回である第12話では、原作第4巻までの内容を元に、原作とは異なり桐乃が予定していた留学を取りやめるという結末が描かれた。一方、BD/DVDやインターネットでは第12話の途中から2通りの異なる展開へと分岐し、原作同様に桐乃が留学し、もうひとつの最終回である第15話へと続いていく展開も描かれている。これはTV放送版が1クール全12話で終了する上で独自の結末を描く必要があるためで、原作における第5巻以降の内容が第4巻のアンケートで決まる「読者投票型のルート分岐シナリオ」であったことや(詳細は「各巻の構成」を参照)、作中における物語の軸でもある美少女アドベンチャーゲームのストーリー分岐にならった展開である。
アニメ第一期は2010年10月に放映が開始された。 製作委員会にはアニプレックス、アスキー・メディアワークス、バンダイナムコゲームス、ムービックの4社が名を連ねており、アニメーション制作はAIC Buildが務める。アニメ化発表当初、監督は川口敬一郎と発表されていたが、神戸洋行に変更され、川口はスーパーバイザーを担当することとなった。キャラクターデザインは、原作小説のイラストを手掛けるかんざきひろと同一人物である織田広之が手掛ける。こうした人員配置はアニメ作品では珍しいため、本作のファンからはアニメ化を前提としていた企画と受け取られることもあるが、公式Twitterではこうした噂を否定している。
本作の原作にはアニメにする上でデリケートな内容も含まれ、原作者の伏見は当初はその内容がアニメ化されることについては半信半疑であった部分もあった。伏見はアニメ化に当たり、いつ砕け散るか分からない覚悟で書いていたという原作の感覚をアニメでも引き継ぐことや、桐乃というヒロインを可愛らしく見せている重要な要素である気持ち悪いとされる隠れたオタ的側面を大事にすることを求めたといい、シリーズ構成と脚本を担当した倉田英之も、そうした作品の内容を踏まえた上で、桐乃が年齢制限のある美少女ゲームを愛好しているという設定を変更しないことを条件に仕事を引き受けたという。一方で伏見は、原作において読者からの反響が大きかった場面や、各キャラクターに対する読者からのイメージなどを原作者としてスタッフに伝えたとしており、スタッフの打ち合わせにも参加している。第9話は原作者自身の脚本によるアニメオリジナルエピソードとなっている。
なお、第2話にて桐乃が参加するオフ会会場となるメイド喫茶プリティガーデンの描写に際しては、実在のメイド喫茶であるキュアメイドカフェの取材協力やタイアップが行われ、プリティガーデン周辺の風景として、キュアメイドカフェが所在するジーストア・アキバ周辺をモデルとした風景が描かれた。
アニメーション制作がAIC BuildからA-1 Picturesに変更。主要スタッフは引き続き監督を神戸洋行、シリーズ構成を倉田英之が務める。
本作は第1期の第12話(GOOD END)の続編ではなく分岐ルートの第15話(TRUE ROUTE)の続編に設定されている。
OPテーマの歌い手には、ニコニコ動画を中心に活動していた現役中学生のユニットであるClariSが起用されている。作詞・作曲は、ニコニコ動画を通じて2008年にメジャーデビューを果たしたlivetuneのkzが手掛けている。
OPの映像は毎回異なったものになっている。
EDテーマはニコニコ動画で公募された曲を出演声優が歌うという形式になっており(「ウェブサイトとの連動」も参照)、毎週異なるテーマ曲が用意された。原作では、ヒロインの桐乃は歌がそれほど上手い訳ではないという設定になっているものの、各曲は登場人物名義のキャラクターソングの体裁となっている。また、ED映像も毎回異なるイラストレーターによって描かれ、これらのイラストはエンドカードイラストを兼ねている。
TV版およびインターネット配信版では、尺の関係からEDテーマが入らないこともあったため、採用曲は劇中で使用されない場合もあったが、BD/DVDでは完全な形で使用されている。また、TV版ではEDで流れなかった場合にも次回予告後の提供テロップ時にエンドカードイラストにかかる形で採用曲が使用されたほか、番組内に表示されたキーワードを入力することで入手可能となる形式で着うたが期間限定で配信され、公式サイトでは全話に渡って放送済みエピソードのED動画が公開された。BD/DVDの初回限定盤には特典CDとして各収録話のEDテーマが収録されている。
BD第1期第1巻(完全生産限定版)の初週推定売上は18,085枚、DVD第1期第1巻(同)の初週推定売上は5,093枚をそれぞれ記録している。BD第2期第1巻(完全生産限定版)の初週推定売上は15,378枚、DVD第2期第1巻(同)の初週推定売上は2,562枚をそれぞれ記録している。第1期BDBOXの初週推定売上は5,257枚、第2期BDBOXの初週推定売上は1,888枚をそれぞれ記録している。
「第33回アニメグランプリ」ではグランプリ作品部門で10位、男性キャラクター部門で高坂京介が8位、女性キャラクター部門で高坂桐乃が10位、アニメソング部門で「irony」が19位をそれぞれ獲得している。
「ニュータイプアニメアワード2011」では男性キャラクター賞で高坂京介が5位、女性キャラクター賞で黒猫が3位、作品賞で7位をそれぞれ獲得している。「ニュータイプアニメアワード2013」では女性キャラクター賞で高坂桐乃が10位を獲得している。
「2010アニメキャラアワード」では高坂桐乃が2部門でトップ10入り(「新人賞」1位、「ワガママだったで賞」4位)を果たしている。アニメディア創刊記念号特別企画「みんなの推しキャラ THE☆BEST」(2011年)では男性キャラクター部門で高坂京介が8位、女性キャラクター部門で高坂桐乃が12位、黒猫が18位をそれぞれ獲得している。
各話タイトルは原作メインタイトルをもじった「俺〜わけがない」で統一されている。第2期の第15話のみ作者の意向から「〜わけない」が省略されている。
第1期の第12話は途中からの内容が異なる2通りの版が制作され、一方は“GOOD END”と題するテレビ放送版の最終話、もう一方は“TRUE ROUTE”と題する第15話の最終回へと続いていくエピソードになっている。
第1期は第1話から第12話“GOOD END”まではテレビ放送およびWeb配信で、第12話“TRUE ROUTE”から第15話まではWeb配信のみという形で公開された。
2010年12月までに第12話“GOOD END”を最終話とする内容が放送された。以下は公式サイトや放送局・配信元のサイト、その他ニュースサイトでの情報に基づく。
日本国外でも北米において、Anime News Networkによるネット配信が日本の放送と同時期に行われる予定であったが、2010年10月9日(日本時間で10月10日の8時頃)には、第2話の動画が日本での放送より半日前にAnime News Networkから漏出してしまうというトラブルが発生し、配信が延期されることになった。最終的には11月8日から配信が再開され、序盤のエピソードを複数話配信することによって日本の配信スケジュールに追いつかせるという処置が取られた。
第15話“TRUE END”へと続く内容である分岐ルート第12話“TRUE ROUTE”の無料配信が2月22日より行なわれ、以降は毎月1話ずつの配信が行われた。
なお、CS放送のAT-Xでは、2013年1月にリピート放送枠で全15話としてTRUE ROUTE版が放送されている。
第1期の再編集版。テレビ版計12話のうち第7話・第8話・第12話(GOOD END)が未放送となり、Web配信だった『TRUE ROUTE』第12話(TRUE ROUTE) - 第15話相当が加わり全13話となった。
第1期テレビ版相当分の計9話については実質的な再放送となる。ただし第6話の次に本来の第9話が続くため、唐突に桐乃の著作のアニメ化が決定済みになっているほか、「(クリスマスプレゼントが)取材の一環」・「アニメスタジオの件(が内緒)」など、初見の者にとっては解釈しがたいセリフがいくつか生じている。またDVD版と同様、第9話(1期第11話相当)のOPで表示されている黒猫の身長が155cmに修正されている。
第1期『TRUE ROUTE』由来の終盤4話はWeb配信版と比べて過激な台詞に規制音が掛かっているほか、一部の場面が省略・短縮・速回しされている。しかし、それでも第9話以前と比べると2分ほど尺が長い。
このスペシャル版の放送より、近畿広域圏の放送局が毎日放送から朝日放送に変更されている。
2013年8月18日13時(日本時間)、番組公式サイトのほかdアニメストアおよびニコニコ動画(日本)、楽視(中国)・Aniplus(韓国)・中華電信(台湾)・Wakanim(フランス語圏)・Crunchyroll(その他の地域)といった各国・地域の放送局や配信サイトを通じてアニメ第2期の最終エピソードとなる第14話から第16話の世界同時公開が行われた。
各巻ごとにBlu-ray完全生産限定版、DVD完全生産限定版、DVD通常版の3種類が発売されている。いずれも各2話収録の全8巻。
限定版はかんざきひろ描き下ろしデジパック仕様。収録話数の公募エンディングテーマを収録した特典CDや、原作者である伏見つかさの脚本による、登場人物によるキャラクターコメンタリー風映像が収録されている。コメンタリー風映像は従来作品にあったような本編の副音声として収録される形式とは異なり、居間で本編の映像を見ているという設定の登場人物たちが、勝手に映像を止めたり巻き戻しながらコメントを入れていくという内容の映像作品となっている。
限定版の第1巻には原作者書き下ろしの特典小説が収録され、原作本編における主人公・京介の一人称視点では窺い知ることのできなかった、桐乃視点、黒猫視点からの物語を描いた内容が描かれている。
また、第2期の限定版の第1巻にも原作者書き下ろしの特典小説が収録され、原作最終巻の約十年後に成長して二代目『黒猫』となった五更珠希が十年前を振り返る様子が描かれている(「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 読み切り作品」も参照)。
2013年2月27日には一期のWEB限定配信された全4話を含む全16話が収録されたBlu-ray Disc BOXが発売された。
第1期はBlu-ray&DVDに、 SDキャラによるキャラクターコメンタリー風特典映像を収録。全16本。脚本伏見つかさ。
第2期はBlu-ray&DVD収録の「SDキャラによるショートムービー」。
第2期Blu-ray&DVD同梱CDドラマ。脚本伏見つかさ。
本作では、世間では受け入れられていない趣味(アダルトゲームなど)を愛好することで生じる家族や友人との対立や、数ある同様のコンテンツの中でもアニメやゲームばかりが槍玉に挙げられることについての皮肉とも受け取れる内容が、物語の題材の一部として扱われている。また作中には架空や実在のアダルトゲームが登場し、実在のゲーム企業が「ゲームパッケージ制作協力」として名を連ねている。こうした内容には批判もあり、第1話の放送直後には、放送倫理・番組向上機構(BPO)内の「青少年に関する意見」で、「未成年がアダルトゲームなどを大量に購入しているのが不適切だ」「実在のアダルトゲームのメーカーがこの作品に協力している」などの意見が視聴者から寄せられている。
一方、これを受けたBPOの青少年委員会は本作を視聴した上で審議を行ったが、表現や内容については全員一致で「特段問題にすべき点はない」という結論を出している。ただし委員の中には、作中において中学生がアダルトゲームを所持することの正当性について家族が言い争う展開を含む第3話までの内容が、子供に対するアダルトゲームの販売促進活動に繋がるのではないかと危惧する意見もあったという。なお批判との関連性は不明であるものの、第1話では架空のゲーム作品に混じって実在のアダルトゲームのパッケージが映る演出があったのに対し、第2話以降では実在のゲーム作品は登場しなくなり、架空のゲーム作品のみが登場するようになっている。
2011年1月27日にバンダイナムコゲームスから発売された『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル』は、基本的には原作ライトノベル版に準拠したゲーム内容となっているが、テレビアニメ版の主題歌「irony」がオープニングテーマとして用いられており、登場人物を演じる声優もドラマCDやテレビアニメ版と共通するものとなっている。
また、2011年1月20日よりYahoo!モバゲーで提供されているソーシャルゲーム『俺の妹・真妹大殲シスカリプス』は、原作およびテレビアニメ版に登場する劇中ゲーム『真妹大殲シスカリプス』をモチーフとした内容だが、そのキャラクターには原作ライトノベルのイラストやアニメ本編のキャラクターデザインを担当したかんざきひろのデザインではなく、アニメ版の劇中ゲームのキャラクターデザインを担当した原田たけひとによるデザインが用いられている。
『俺の妹・真妹大殲シスカリプス』は2011年8月31日にサービス終了している。
テレビアニメの放送から遡ること半年前の2010年3月31日には、原作の内容を再現したドラマCDが発売されており、その際に登場人物を演じたキャストはテレビアニメでも踏襲された。ドラマCDとテレビアニメは同一の原作を基にしているため、テレビアニメと共通する場面も描かれているが、セリフの取捨選択や使用される楽曲には差異がある。例えばドラマCD版では挿入歌「めてお☆いんぱくと」のボーカルは再現されておらず、メロディもアニメと異なっている。
テレビアニメ版に関連したCDが発売されている。
2010年8月13日から2011年7月22日まで『俺の妹が(ラジオでも)こんなに可愛いわけがない』と題する、テレビアニメに関連したインターネットラジオ番組が、アニメ公式サイト上で配信された。パーソナリティは高坂桐乃役を演じる竹達彩奈と、黒猫役を演じる花澤香菜。番組冒頭では毎回、原作者書き下ろしの脚本に基づく桐乃と黒猫の寸劇が繰り広げられた。更新は基本的に毎月第2・第4金曜日となっていた。
2013年4月11日から12月26日まで『俺の妹が(ラジオでも)こんなに可愛いわけがない。』のタイトルで配信された。
下記の携帯公式サイト,モバイル専門サイトにて画像や番組情報、携帯電話端末用にアプリケーションを配信している。
モバイル向けのアニメ本編配信については「#放送局」を参照。
アニメの放送開始と前後して、これを記念した幾つかのイベントが行われている。放送を翌週に控えた2010年9月26日に開催された電撃文庫の合同イベント「電撃文庫 秋冬の陣 電撃文庫 秋の祭典2010」は、本作の作中に登場する施設でもある秋葉原UDXで行われ、複数作品の合同イベントの一環として本作の登場人物を演じる声優によるトークショーや、第1話の先行上映などが行われている。第1話放送日の前日に当たる2010年10月2日には、作中の舞台のひとつでもある秋葉原にて『とある魔術の禁書目録』とのコラボレーション広告(「俺の妹がこんなに可愛いわけがない#他作品とのコラボレーション」を参照)に関連したグッズの配布が行われ、一時は800人を超える行列ができるなど大勢のファンが集まった。第1話の放送開始直後の2010年10月9日には、第2話(原作小説第1巻第3章)で描かれたメイド喫茶(「#制作」参照)でのオフ会をイメージした、公式イベントやコラボレーション企画が行われ、原作に登場するメニューの再現などが期間限定で行われた。また「マチアソビ」第4回におけるトークショーも、この同時期に当たる2010年10月10日から10月11日にかけて行われている。
2010年12月5日には川口総合文化センター・リリアにて「俺の妹がこんなに可愛いわけがないフェスティバル」が開催され、イベント内では最終回が2通り用意されることなどが告知された。2010年12月17日には新宿ロフトプラスワンにて「俺妹×禁書 コラボトークセッション 〜大覇権祭〜 」と題する、『とある魔術の禁書目録』との合同イベントが行われた。
千葉市が舞台のモデルとなっていることから、千葉市のフィルム・コミッションが定期的に開催している「ロケ地になった千葉市展」でも紹介され、アニメにも登場した千葉市生涯学習センターにて、2011年1月18日から30日まで本作に関連した展示が行われた。2012年(1月19日から30日)の開催においても再度展示されている。また、地元民間放送局であるチバテレビでも放送された。千葉都市モノレール1000形電車ではラッピングされた編成もあった。
2013年7月21日に舞浜アンフィシアターにて「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。フェスティバル」が開催された。
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