二冠馬(にかんば)とは、競馬におけるクラシック競走(三冠競走)のうち、2競走に優勝した競走馬のことである。
表の可読性を考慮し、以下では一部の競走名を略している。また三冠馬はのぞく。
皐月賞・東京優駿・菊花賞のうち、2競走を優勝した競走馬とする。
牡馬クラシックは皐月賞、東京優駿、菊花賞の3つだが、2004年にキングカメハメハがNHKマイルカップと東京優駿に優勝してからは、「NHKマイルカップと東京優駿」の二冠を制した馬はクラシック二冠とは別に「変則二冠」と表現されるようになった。キングカメハメハの他には2008年にもディープスカイが同じくNHKマイルカップと東京優駿の変則二冠を達成している。
桜花賞・優駿牝馬・秋華賞のうち、2競走に優勝した競走馬とする。なお、秋華賞については1970年から1975年はビクトリアカップ、1976年から1995年まではエリザベス女王杯が相当する競走である。ビクトリアカップ創設以前は、日本セントレジャーに相当する菊花賞への挑戦が行われていた。
1947年にはトキツカゼが皐月賞と優駿牝馬を、2005年にラインクラフトが桜花賞とNHKマイルカップをそれぞれ勝利している。また、2002年にはファインモーションが秋華賞と(古馬開放後の)エリザベス女王杯を勝利している。
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