中島 克仁(なかじま かつひと、1967年9月27日 - )は、日本の政治家、医師。立憲民主党所属の衆議院議員(4期)。父は参議院議員を務めた中島真人。
山梨県甲府市生まれ。甲府市立北西中学校、山梨県立韮崎高等学校、帝京大学医学部卒業。大学卒業後、帝京大学医学部附属病院や山梨大学医学部附属病院、韮崎市立病院の勤務医を経て、北杜市で診療所を設立。
2012年、第46回衆議院議員総選挙にみんなの党公認・日本維新の会推薦で山梨3区から出馬。選挙区では民主党の後藤斎、自由民主党の中谷真一の後塵を拝し得票数は3位だったが、重複立候補していた比例南関東ブロックで復活し、初当選した。
2014年11月19日、みんなの党は両院議員総会を開き、解党。翌11月20日、みんなの党に離党届を提出した中島、山内康一は民主党に入党申請を行い、承認された。同年の第47回衆議院議員総選挙では山梨1区(2013年に選挙区の区割が変更されたため山梨3区は廃止され、全域が山梨1区に編入された)から民主党の公認を受け出馬。なお、当初は旧山梨1区が地盤であった維新の党の小沢鋭仁国会議員団幹事長も山梨1区から出馬する意向であったが、12月1日、選挙区調整により比例近畿ブロック(単独1位)へ転出したため、山梨1区の野党系候補は中島に一本化された(ただし、日本共産党は公認候補を擁立した)。山梨1区には自民党から前職の宮川典子が出馬したが、中島が宮川を1,085票の僅差で破り、再選(宮川も比例復活)。2016年3月27日、民主党に維新の党が合流して結党した民進党に参加した。
2017年の第48回衆議院議員総選挙に際しては、前原誠司代表が9月28日、民進党を事実上解党し、希望の党からの立候補を容認する方針を表明。中島は希望の党や、立憲民主党の公認も受けない無所属での出馬を表明し、コスタリカ方式により自民党公認で山梨1区から出馬した中谷真一を1,131票差で破り、3選(中谷も比例復活)。当選後、通常国会までに所属政党を判断する意向を示した。11月1日、臨時国会における首班指名選挙ではただ1人、前原誠司に投票した。
2018年5月7日、民進党・希望の党が合流して結党した国民民主党への参加を見送った。その後は会派にも所属せず、無所属で活動してきたが、2019年1月16日、無所属の会が会派名を社会保障を立て直す国民会議に改称し、無所属の会に所属していた野田佳彦、玄葉光一郎、広田一、本村賢太郎に加え、中島、重徳和彦、井出庸生が参加した。2020年、立憲民主党に合流した。
2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙では、中谷に小選挙区で敗れたものの比例復活により4選。
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