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女房紛失


女房紛失


女房紛失』(にょうぼうふんしつ)は、1928年(昭和3年)6月15日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎。モノクロ、スタンダード、サイレント、54分。

三角関係を題材にした5巻もののナンセンス喜劇で、雑誌『映画時代』の脚本懸賞募集で当選したものを映画化した作品である。小津自身は面白いものとは思えず、話すらよく覚えていないと後年に述懐している。初回興行は浅草の電気館。現在、脚本・ネガ原版・上映用プリントのいずれも散逸している。

あらすじ

譲次は曜子という妻がいるにもかかわらず、ダンサーである由美子と浮気をしている。曜子は外科院長の伯父に夫の放蕩を訴えるが、夫は反省しそうもないので、探偵を雇って譲次の行動を監視してもらうことにする。ついに、譲次は由美子とホテルへ向かい、二人のあとを探偵と曜子はこっそり尾行する。

スタッフ

  • 監督:小津安二郎
  • 脚本:吉田百助
  • 原案:高野斧之助
  • 撮影:茂原英雄

キャスト

  • 彼(譲次):斎藤達雄
  • 彼女(由美子):岡村文子
  • 譲次の妻曜子:松井潤子
  • 探偵(車六芳明):国島荘一
  • 伯父(外科院長):坂本武
  • 泥棒(有世流帆):菅野七郎
  • 探偵の助手:関時男
  • バナナ屋:小倉繁
  • 笠智衆

脚注

外部リンク

  • 女房紛失 - 日本映画データベース
  • 女房紛失 - KINENOTE

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 女房紛失 by Wikipedia (Historical)



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