ユライア・ホール(Uriah Hall、1984年7月31日 - )は、ジャマイカの男性元総合格闘家。スパニッシュ・タウン出身。アメリカ合衆国ニューヨーク在住。フォルティスMMA所属。元ROCミドル級王者。
ジャマイカのスパニッシュ・タウンで生まれ、13歳のときにアメリカ合衆国のニューヨークへ移住した。学校でいじめにあったのがきっかけで16歳から格闘技を始め、グラップリングとムエタイで王者となった。2005年に総合格闘技デビューし、2010年にはROCミドル級王座を獲得した。
2010年9月24日、ROCミドル級タイトルマッチでクリス・ワイドマンと対戦し、パウンドでTKO負けを喫し王座陥落した。
2013年1月、リアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン17に参加。チェール・ソネン率いるチーム・ソネンに所属。ミドル級トーナメント1回戦でチーム・ジョーンズのアダム・セラ、2回戦でババ・マクダニエルを共にKO勝ちで下し、準決勝ではディラン・アンドリュースにTKO勝ちを収め、決勝進出を果たした。
2013年4月13日、The Ultimate Fighter 17 Finaleのミドル級トーナメント決勝でケルヴィン・ガステラムと対戦し、1-2の判定負け。準優勝に終わった。
2013年8月17日、UFC本戦初出場となったUFC Fight Night: Shogun vs. Sonnenでジョン・ハワードと対戦し、1-2の判定負け。
2014年7月5日、UFC 175でチアゴ・サントスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2015年9月27日、UFC Fight Night: Barnett vs. Nelsonでミドル級ランキング6位のゲガール・ムサシと対戦。1Rにテイクダウンされグランドで押されるがしのぎ切り、2Rにホールのスピンキックと膝蹴りがムサシの顔面を直撃。倒した後、更にパウンド攻撃を浴びせTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2015年11月14日、UFC 193でミドル級ランキング14位のロバート・ウィテカーと対戦し、0-3の判定負け。
2016年9月17日、UFC Fight Night: Poirier vs. Johnsonでミドル級ランキング10位のデレク・ブランソンと対戦し、左ストレートからのパウンドで1RTKO負け。
2016年11月19日、UFC Fight Night: Mousasi vs. Hall 2でミドル級ランキング5位のゲガール・ムサシと再戦し、パウンドでTKO負け。
2017年9月16日、UFC Fight Night: Rockhold vs. Branchでミドル級ランキング10位のクリストフ・ヨトゥコと対戦し、2Rに右ストレートでダウンを奪い、パウンドで追撃しTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2018年7月7日、UFC 226でミドル級ランキング10位のパウロ・コスタと対戦し、2Rに右ボディブローでTKO負け。
2019年9月14日、UFC Fight Night: Cowboy vs. Gaethjeでミドル級ランキング13位のアントニオ・カルロス・ジュニオールと対戦し、2-1の判定勝ち。
2020年10月31日、UFC Fight Night: Hall vs. Silvaで元UFC世界ミドル級王者のアンデウソン・シウバと対戦し、右ジャブからのパウンドで4RTKO勝ち。試合後には尊敬する人物であったシウバに勝利したため、オクタゴン上で涙を流した。
2021年4月24日、UFC 261でミドル級ランキング11位のクリス・ワイドマンと再戦。序盤にワイドマンが放った右ローキックがホールの膝付近を直撃し、これによりワイドマンが右脚の脛骨と腓骨を骨折しホールのTKO勝ちとなった。
2021年7月31日、UFC on ESPN: Hall vs. Stricklandでミドル級ランキング11位のショーン・ストリックランドと対戦し、0-3の5R判定負け。
2022年7月2日、UFC 276でミドル級ランキング13位のアンドレ・ムニスと対戦し、0-3の判定負け。
2022年8月9日、総合格闘技からの引退を発表した。
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