![手稲区 手稲区](/modules/owlapps_apps/img/errorimg.png)
手稲区(ていねく)は、札幌市の行政区。
アイヌ語の「テイネニタッ (teyne-nitat)」(濡れている・湿地)、もしくは「テイネイ (teyne-i)」(濡れている・所)からとされ、いずれも開拓以前の低湿地の様子を表したものと考えられる。
札幌市の北西部に位置しており、区域は東西10.9 km、南北9.4 kmある。西区とは手稲山から新川にかけて、南区とは手稲連山の尾根、小樽市とは西部から北東部にかけて、石狩市とは北東部で接している。手稲山を源として軽川、三樽別川、中の川、星置川などの河川が市街地を流れている。
手稲区の市街地は気温が下がりにくい沿岸部に位置しているが、手稲山口に設置しているアメダスでは冬季の最低気温は札幌の中心部よりは低く、近年でも-20℃前後まで下がることがある。2003年(平成15年)1月15日の札幌気象台の最低気温が-14.8℃の時に手稲山口の最低気温は-20.4℃であった。また、海岸付近は札幌の中心部より風が強くなっており、風力発電の建設が計画されたこともあった。
「年表で見る手稲区」も参照
平成19年度から古くは運河でつながっていた小樽市・石狩市との連携事業に取り組み、相互交流を図っている。
「医療機関名簿(手稲区)」参照
区内にはJR北海道の札幌運転所がある。北海道新幹線の札幌駅延伸時には、新小樽駅 - 札幌駅間で区内の地下を札樽トンネル(仮称)が通る予定である。
かつては札幌市交通局がバス路線(札幌市営バス)を運行していたが、段階的に民間事業者に路線を移譲し、2004年に廃止となった。
「札幌市内の文化財」参照
手稲山口は砂地が多く農業不毛の地とされてきたが、砂地はつた物の栽培に適しており、水はけが良い上に1日の地面の温度差が大きいために糖度の高い「サッポロスイカ」を生産する事ができた。また、スイカの栽培技術を生かした冷害に強いカボチャ「大浜みやこ」も生産している。
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